聖女の祝福
この後王都の国民を亡くしたカルン聖王国は事実上崩壊し、コースレ王国は呪術の影響で傾いた国をどうにか立て直そうとするも時すでに遅く、崩壊の道に進んでいった。
二つの国は我がグラム国に併合され。
グラム帝国となった。
そして帝国が漸く安定し、私は寝室ある椅子に座り一冊の本を読む。
【創造主様の言葉】
創造主様は我々をお作りになられた。
創造主様はこの世界に絶望し、そしてこの世界は間違いであると考え。
この世界の創造神である女神にとって代わり、この世界の神になることで世界を作り直すことを思いつき。
人から神へと存在を変えることから始まったらしい。
方法は、純真無垢の子供達を、拷問し殺すことで生まれる純粋な瘴気を己の体に取り込むこと。
普通なら成功しないらしいが、賢者である創造主様は『呪術』と言われる方法を用いて力に変えた。
そして亜神となった創造主は、我々を創造する力と人間たちの負の感情を取り込むことで神としての存在が強くなる力を得た。
いずれ、創造主様の力を増す為に厄災を振り撒く巫女を用意するので、そのものに協力して厄災を広め、創造主様を信仰せよと。そして核が埋まっているこの地を必ず手に入れろと神託を受けた。
存在を強めていった創造主様は現世にはいられなくなり、自らが作った神界に入られた。
厄災を振り撒く巫女に協力して、厄災を広めて行くと我々の信仰する創造者様は。
人間たちに厄神という名を付けられ、恐れられるようになった。
だが女神の眷属である聖女という存在が現れ、厄災を振り撒く人間が次々に消されていき、我々を邪魔してきた。
だんだんと創造主が用意してくれる人間が次に現れる間隔が長くなっていった。
そして神託を受けた。
我々に共感する人間たちがいるせいで、信仰が揺らいでいると。
そのものたちを排除し、我々以外から厄神という名を消し、純粋な信仰捧げよと。
厄神暦694年
厄神の司祭である私は神託を受けた。
巫女を見つけそのものをを秘密裏に監視し、厄災の輪を広げよ。
しかし巫女が現れた五年後また聖女が現れ巫女が消滅した。
その情報が入った次の日また神託があった。
厄災の巫女に関することをできるだけ消去せよ。
信仰を続けよと。
厄災暦1000年
消滅された、巫女が生きていたとライドンから連絡があり確認すると、本物であることが分かった。
私達はその巫女を秘密裏に保護し、彼女の意思を尊重してグラム王国の王都に送り、厄災を願った。
私はそのページで本を閉じ。
「三百年前の聖女様?成仏しないんですか?」
「したくてもできないっすよーしたことないんすから」
ウル達がおかしくなった後文献をたくさん調べ、結界の核である場所に行くと、現れた黒髪黒い目、ポニーテールの童顔の少女。
彼女は25歳らしく昔いた国ではこの顔が普通らしい。
「でも、マリーナちゃんがウチのこと視えるっぽいっすからね!
いつまで視えるかわかんないすけど、見守るつもりっす!
ところでその本捨てないんすか?
あの男のことが書かれた本なんすよねー?」
そう眉間に皺を寄せた三百年前の聖女に聞かれました。
「私が消滅させたんです。
私だけは、そんな悲しい男の名前と少しですがその生涯を忘れないようにと」
「慈悲深いというかいい子ちゃんって感じっすねー。
まあ商会の娘としては、前にも言いましたが不合格っすね」
「そうですか」
この会話の十二年後。
私と三百年前の聖女を足しても遥かに及ばない力を持つ聖女が誕生した。
サリーファ嬢の一人娘。
マリーナ・バレンタイン
マリちゃんの命名によりカリーナと呼ばれる三百年前の聖女が、私も受けた聖女に関する英才教育と類稀なる才能が合わさり。
13歳にして、私を超えました。
マリちゃんを見た未だ現役のバーゼル侯爵様は、絶対的に回したくないのか、冷や汗をかき、ものすごい猫可愛がりをしています。
そんな聖女マリちゃんと聖女の私は、この大陸にある全ての国の了承を得て、この大陸に強力な結界を張った。
厄神に作られた者たちとあるかもしれない核はそれに触れ消えるでしょう。
その後、厄神を信仰するものがこの大陸にある国の王や高位の貴族だったため、無駄に荒れてしまいました。
何とか混乱する国々の内乱を物理的に収めたり内乱の影響で荒れた大陸の問題を物理的に収めたり。
色々していたら。
私はこの大陸を統一し、女帝として君臨することになりました。
ウルは何故か私の補佐に回るそうです。
あれから随分経ちました。
私はウルが寝ているベットの横にある机で、
厄神についてのことを紙に書いています。
三百年前聖女であるカリーナさんにはありましたが、私には神託がなかったので念のためです。
相手は神です絶対はない。
未来は後世に託します。
「ステフ、、いるか?」
「いますよ。随分とぐっすりお休みになっていましたね。そんなに夢か楽しかったのですか?」
「夢?、、これも恐らく、夢であろう。
最後に。ステフに。会えた。。。のだから。
ス、テフ、お願いが、ある。
儂の息子は、儂と、似て王として、甘い。
どうか、力にな、ってやってくれ。
後、手を、握ってくれないか、、」
「特別ですよ」
「ありが、」
「何で最後の言葉がそれなのですか!
ウルの息子は皇帝なんですよ!王じゃありませんし!
それに私はこれでも女帝として君臨した女なんですよ!
力となるのは当たり前です!
ふざけないで!
最後なんですよ。
愛してるぐらいいったらどうなの。
ほんと、ウルはダメダメな男なんだから!」
目から流れる意味不明な水を無視しながら、子供の頃彼と話していた言葉とともに。元皇帝陛下の手を両手で握っていた。
ふと思い出す。
「、、、、そういえばそうだったわね。
ウル
愛しているわ」
人生で初めて自ら相手に贈る接吻。
そして、言葉を贈った。
この作品を見ていただきあざっす!
少しこれから、物語として可笑しい部分や文字を、ゆっくり直していこうと思ってますので。
ご迷惑をかけます。




