表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【呪い系サイコホラー】こはるちゃん、いっしょに。  作者: てっぺーさま
第三章 復讐の始まり

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/113

新たな協力者 ①

【闇堕ち少女、怨霊と化す!】


憎悪の炎は死んでも消えない!

呪い系バッドエンドサイコホラー。

「かしこまりました。ただ今お調べいたしますので、少々お待ちください」

 恭弥は顧客との通話を保留にすると、ヘッドセットを外して椅子の背もたれに身を預けた。

 広々としたフロア内をぼんやりと見渡す。ヘッドセットをつけた私服のオペレーターたちがひしめき合っている。二十代から三十代が中心だが、四十代から五十代の男女も少なくない。

 実のところ、応答した客の質問は調べるまでもない簡単なものだった。それでもあえて保留にしたのは、一息つくための口実だった。

 常に「顧客ファースト」ではなく「自分ファースト」。保留が長いと管理者の目に留まるため、保留時間は三分までと決めていた。疲れた脳を休めるための貴重な小休憩だ。一日に八時間もひっきりなしに電話を受ける仕事では、こんな工夫がなければ身がもたない。それに、人より多く電話を取ったところで時給は変わらない。無理にがんばる必要などどこにもないのだ。

 恭弥が大きなあくびをすると、斜め向かいに座る佐藤と目が合った。彼が客と話しながら笑顔で目配せしてくる。恭弥も笑みを浮かべながら小さくうなずき返した。

 佐藤は恭弥よりも十歳ほど年上で、後輩の面倒見がよいことで知られていた。恭弥も入社当初から何かと助けてもらっていたため彼への信頼は厚い。細身で黒い服を好む姿はバンドマンに見えなくもなかったが、当の本人は音楽活動とは無縁だった。

 気づけば、保留時間が三分になろうとしていた。

「休憩終わりっと」

 恭弥はヘッドセットを付け直すと、マウスを動かして保留ボタンを解除した。

ポチッと評価、お願いします(^ ^)v

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ