協力者 ②
【闇堕ち少女、怨霊と化す!】
憎悪の炎は死んでも消えない!
呪い系バッドエンドサイコホラー。
二人して近くの喫茶店に入った。
雅は落ち着かない様子で居心地が悪そうにしている。それも無理はない。目の前に座っているのは、自殺した元恋人の弟なのだから。
恭弥はコーヒーを一口飲んでから静かに切り出した。
「雅先輩、本田奈央と付き合ってますよね?」
唐突な質問に、雅が目を見開く。
「……そ、そうだけど、それが何か?」
恭弥は無言のまま、バッグから赤い表紙の日記帳を取り出した。
「これ、見てもらえますか?」
雅は訝しげにノートを受け取った。
「これは?」
「姉ちゃんの日記です」
「え!?」
雅の顔色がさっと変わり、手にした日記帳を手放した。
「……なんで、これを?」
雅の声は困惑したように震えていた。
「読めばわかります」
恭弥は語気を強めて言った。
「いや、でも……」
読まずに済ませたいと願っているのが痛いほど伝わってきたが、それでも恭弥は一歩も引くつもりはなかった。
「全部読む必要はありません。付箋を貼ったページのマーカーが引いてるとこだけでいいんで」
雅は困惑した様子でしばらく黙り込んでいたが、やがて観念したかのようにノートを手に取るとページをめくり始めた。
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