後編
なんだかんだ言いながら
僕は今ウエディングドレスを着せられ
教会で誓いのキスをされようとしている
なんでこんな事に・・・
「では誓いのキスを」
無情な神父の死刑宣告
あ、まって、まだ心の準備が
「んっ」
わずか数秒が永遠にも感じられ
なんだか言いようのない感情が溢れ
僕は一筋の涙を流した。
そして僕はまた窮地に立たされて居る
「ちょ、駄目ですって若葉さん」
「ダメですよ、今日は大事な夜なんですから」
初夜を迎えるに当たって湯浴みを行うのだが
若葉さんが一緒に入ると言って聞かないのだ
そりゃあ僕は嬉しいけど、どんな顔をして
一緒にお風呂に入ればいいんだよ
「女同士だしもう親子なんだから良いでしょ
清彦さんはその身体にまだ慣れて無いでしょ
乙女の心得をレクチャーしてあげます」
結局押し切られて一緒に風呂に入る
恥ずかしくてずっと明後日を向いて居る
「綺麗な肌ですね、うふふスベスベ」
「ひゃ、ちょっ、背中に指を這わせないで」
楽しそうな若葉さんは手を緩めようとしない
「あんっ」
いきなり胸の先を摘まれる
「本当にダメですって」
「今日はこの後に備えて私が清彦さんの
身体をウォーミングアップさせてもらいます」
「いや、そんな準備いらないですし
疲れて何もないかもしれないじゃ無いですか」
「あー、それはあり得ませんね
ああ見えてお父様はむっつりですから」
むっつりスケベだと!?
そんなギャップ萌えいらないよ
若葉さんの手業で僕はすっかり変な気分に
されてしまい、今スケスケのレースを着て
寝室のベッドの上で死刑執行を待っている
「待たせたね」
村長が寝室に入ってきた
「お父さん、僕」
「待ちなさい」
僕が話をしようとすると村長が
遮ってきた。
「君はもう私の嫁だ、僕ではなく私
それにお父さんでなく俊明さんと呼ぶように」
「うう、俊明さん、その僕じゃなくて
私まだこの身体に慣れてませんし、もうすこし
段取りを踏んでからと言うわけには」
「駄目だ、夫婦が初夜を迎えるのは
しきたりだ、大丈夫私に任せておきなさい」
今絶対ニヤッとしたよね
本当にムッツリ野郎だったのか
「あっ」
抱き寄せられキスをされる、誓いのキスとは
比べ物にならない本気の口付け
唇を貪りながらベッドに押し倒され胸を
弄られる、認めたくないけど
この人はすごく上手いし、僕の身体
それを求めている。
「いやっ!」
乳首の芯を指でぐりぐりと責めれ僕の口は
勝手に喘ぐことを辞めない、痺れるような
この感覚に身体がビクビクと軽い痙攣を起こす
「やだ、やめて」
「あ、やぁ」
「さっきから辞めてしか言わないくせに
こっちはすっかり準備万端だな」
そう言いながら僕の下半身に手を伸ばす
「ああ、いい匂いだ、もっとお前の啼き声を
聞かせてくれ」
どこまで変態なんだよぉ、それにその
怒張してるナニをどうする気ですか!?
肩を抱き寄せられ脚を広げられる
「楽にしていろ、お前の中に私の
跡を残してやる」
メキメキと身体の中に鈍い衝撃と痛みが走る
なんだコレ、痛いのに気持ちいい
「動かすぞ」
「はぅっ、やめて、僕は男なのに」
僕は痛みとも快楽とも分からない初めての
感覚が押し寄せ、処理の追いつかない頭は
いつの間にか意識を手放していた
気がつけば満足げな顔をした俊明さんが
僕の顔を見下げている
「これでお前は私のものだ、金輪際他人に
触れさせる事は許さないからな」
なんでだろう、必要とされてすごく嬉しい
なんかまんざらでもないかも、、
翌朝若葉さんが僕に耳打ちをした
「昨夜はお楽しみでしたね
私可愛い弟が欲しいです」
昨日の事を思い出し、恥ずかしいやらで
僕は赤面してしまった、逆玉に乗るはずが
玉の輿に乗ってしまったけど、なかなか
これはこれで悪くないのかもしれない




