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5(完結)

我が世界は軍事も医学も文化も世界一になっている、間違いなくこれで勝ち残れる。

これで理想の国で過ごせる、って思った神は多かった。


強い国民を作るノウハウを完成させて、国民が全て某戦闘民族レベルの強さの国もあった。

武器を極めている国は敵が地上に立っただけて、宇宙から攻撃するシステムを完成させていた。

インターネット環境があっちより発達していて、文化的にはあっちの世界以上の秩序の世界もあった。

僕の国も少しは解消しているけど、あっちの世界にあった差別をほぼ完璧に解消していると感じる国もあった。

単純に国民(奴隷)の数が多くて、王(と呼ばせていた神)を倒すのに手間だった国もあった。


じっさい殆どの国の国力は僕の国と比べるまでもなく、強かった。

でもそういう世界は面白いくらいに、我々の国の作戦に嵌っていった。

実際は作戦と言う物じゃないんだが。

我が国の方針は単に3次元人が嫌だって言うだけだったんだが……。

案外そういう方針に理解がある神は思ったより少なかった。


いわゆる「LGBTQ+」って呼ばれる人とは上手く行くんじゃないかって思っていたんだけど、むしろ逆に差別をされた。

我々と一緒にするなと言われて。

自分の国民から3次元人を居なくしたのも差別だ!っと言われた。

じゃあ、君たちの世界でも同じ事をしてやるわ、って我が国でやった事と同じ様な感じで。

本気で彼ら彼女らの人間関係をボロボロにしてやった。

ルシアさん曰く「3次元人はヘテロセクシャルでもLGBTQ+でも、結局はパートナーの取り合いで人間関係も信頼関係も崩壊してしまう」って言っていたけど、笑っちゃうくらい簡単にその通りに世界が崩壊した。

ざまあ。


色んな国を倒していくうちに、倒す必要性を感じない世界もあった。

それは動物を愛する国。

最初、ビーガンとかベジタリアンみたいに、アレの方向のタイプの世界だったら嫌だなあと思っていたんだけど「自分達もあいつらは敵です」

むしろ一番最初にあいつらの世界を潰しました!と聞いて2つの国は同盟を結んだ。

自分の国の住民には他人の接触を嫌がる人が多いけど、全く悪意の無い生き物に触られるのは大丈夫って人も多くいたのも事も判明した。

ついでに、学校に置いてある薄い本の増え方で、我が国に「ケモナー」も結構いる事も判明した。


そんな感じで自分の世界を堪能しつつ、世界を確定させる様に向かって行ってた。

最終決戦の日、相手に提案した。

じつは最近ずっと思っているんだが。

我々の世界が君らの世界が向こうの世界になる必要あるか?って言ってみた。


今更言うなよ、と言われるかも知れないけど。

この世界、昔で言うなら「天国」に近い世界だと思う。

多分君たちの世界も君たちにとって「天国」だと思う。

そう言う意味で我々の世界はお互い、ある意味「天国」になるってのもありだな、って考えてる。

だから必要ないんじゃないかな。

お互いその意見を飲んで、最終決戦(ハルマゲドン)の決着を伸ばして行った。


どうもあっちの世界でもその影響があったみたいで、色んな宗教が影響を受けたみたい。

「神はなぜ悪魔をすぐに滅ぼさないのですか」って言われても、お互いの世界を正義だと、「天国」だと思っているんで。

潰す必要が無ければ潰さないでいいじゃん、と答えるしか無い。

向こうの世界で、な〇う展開が流行っているのは、現実がクソって理由もあるけど、皆天国の存在を信じたいってのもあると思う。

向こうの世界にいる人が、どっちが天国かと判断するのは自由だと思う。


我々は君達がこちらの世界に来る事を楽しみに待ってる。

でも焦って来る必要はないよ。

色んな事を経験して色んな事を知って、こっちに来れば楽しいと思うよ。

自分が世界を変えたいと思うんだったら、それもありだと思うよ。

その時は戦おう!


2次元人と動物好きは向こうの世界に戻っても仲良くしような!

僕と約束だ!

今回で完結です。

これを書いてる途中でてんかん発作で入院する事があったのは、予想していませんでした。

打ち切り展開ぽくなっているのは、最初から予定通りとは言えますけど。

実際それは言い訳です。

はっきり言って、自分の文章力とか想像力とか知識不足です。

いつかこの設定で話を膨らませられたらいいなあと思っています。


ここまで読んでいただいてありがとうございます!

次作は「男の娘に種付け『される』、種付けおじさんに転生した話」を書きたい(願望)

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