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昭和に出会った人たち  作者: 妻戸裕次


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第18話“高揚ソング”の甘酸っぱ~い夜】

昭和の頃って、“高揚(こうよう)する歌”ってあった。


あ、違う違う。「紅葉(こうよう)」じゃない!モミジの歌でも無い!

興奮して盛り上がって、テンション爆上がりになる、あの感じの“高揚”や。


昔はあったけど、今は…うん、消えた。

これも老化現象の一種なんかな(笑)


■ 初めて“高揚”したあの歌

僕が初めて胸をざわつかせた曲……

そう、『夢見るシャンソン人形』〜


高校生の頃、フランス・ギャルが歌ってたアレ。

なんであんな可愛かったんや??

フランスパン食べてたからか?

……って誰がやねん!(笑)


僕にとって初めてのアイドル。

1人目のアイドル。

……1ドル?

145円か!!(笑)


■ クラスのHの“深夜の高揚”

同じクラスのHも、受験勉強の深夜に

『夢見るシャンソン人形』を聴くと高揚してしゃーないらしい。


「昨夜は三回も……」


「ようやるわ!(笑)」


「ティシュの山や!!(笑)」


男子全員、爆笑。

「笑笑」

居酒屋ちゃうぞ!!(笑)


2ドル目はまたいつか!!

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