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第15話阿久悠という名の"便秘解消剤"?!
「あなたに抱かれて わたしは蝶になる〜」
初めて聴いたあの日。
僕、20歳。
この「白い蝶のサンバ」で、初めて“阿久悠”なる人物を知った。
阿久悠?
悪ガキ?
いや、それは“悪友”や!(笑)
なんやねん、このけったいな名前!
ところがどっこい、それから彼の作詞した歌が――
出るわ出るわ、湧いて出るわ。
まるで「便秘解消」みたいにスッキリどっさり(笑)!
で、ある日テレビを見たら、「スター誕生!」の審査員席におるやないか!
あれ?この人が阿久悠??
熊みたいな顔して、訥々(とつとつ)としゃべってるやん!
イメージ、狂うがな〜〜!!
でもね、不思議なんだ。
あの風貌から、どうしてあんな詩が生まれるんや?
蝶になったり、青春を語ったり。
まさに「ギャップ萌え」の元祖やな。
彼は言う。
「美空ひばりが歌えない歌を、なかにし礼が書けない詞を」
それを作ることに命を燃やした男だった。
〜青春時代が夢なんて 後からほのぼの思うもの〜
──「青春時代」より。
…うん。説得力ありすぎるやろ!




