表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/32

特別編六花弁の日常

これは六花弁がフォルナ大森林で騒動を起こす時

シン達の前に現れる少し前の話


神話×魔法×ファンタジー物語


特別編六花弁の日常楽しんでってください。

ざわざわと葉の擦れる音が心地よく胸の奥に響き渡る。

ふわりと森を突き抜ける風が前髪を揺らす。

空は青く清々しい程に綺麗だ。


メリガン「いい…森だな。」


ぽとっ…


花びらがメリガンの顔に落ちる。

その花びらからは甘いミルクのような香りがする。白く上質な布のような肌触り。


メリガン「メリア…」


アメリス「メリガン。」


メリガン「ん?どうしたんだい?アメリス」


アメリス「妹と重ねるのはいいけど…私を代わりにして頭を撫でてくるのはやめてほしいのだ…」


メリガン「あぁ…ごめんね。アメリス。」


2人の横を風が流れる。

その風は心地よく夏の始まりを告げるようだった。


アメリス「この森の魔物を使ってアリエルガを落とすことなんてほんとにできるの?」


メリガン「どうだろ。でも……」


ネモネル「メリガン〜♡アメリス〜♡」


大きく手を振り、胸を揺らしながらやってくるネモネル。

その隣に面倒くさそうな顔をしながらついてくるヒヤニスがいた。


ネモネル「森に魔物石設置完了♡」


ヒヤニス「めんどくさい事に侵入者もおいでだ。」


メリガン「侵入者か…」


ヒヤニス「人数も多い。厄介な相手も多いからそれぞれ別な配置についてくれ。」


ヒヤニス「俺の転移魔法でバラバラにする。」


メリガン「厄介な奴は僕が相手をしよう」


ヒヤニス「……配置は俺が決める。六花弁の頭目は俺だ。文句は言わせん。」


メリガンとヒヤニスが少しの間睨み合う。

険悪な空気が流れる中アメリスが口を開く。


アメリス「私は最強なのだ!いちばん強そうなのは私がやるのだ!」


ヒヤニス「アメリスは花畑方面へ、シュクロは大木付近、エスイは虫の住処、メリガンは岩石地帯を頼む。」


メリガン「その配置でいいのか?」


ヒヤニス「あぁ…俺とネモネルは直接出向く。」


アメリス「わかったのだ!」


エスイ「あたしは虫さんがいればどこでもいいよー!おけー!」


シュクロ「我はメリガンの指示がそれでいいならば従おう。神の御心のままに。」


メリガン「……皆ヒヤニスに従ってくれ。」


それぞれ頷き持ち場に移動する六花弁。


メリガン「ヒヤニス。」


ヒヤニス「なんだ。」


メリガン「アメリスやエスイはまだ子供だ。争いに巻き込むな。3人分僕が相手をする。」


ヒヤニス「だめだ。侵入者をそれぞれ観察し、適切な位置に飛ばす。」


メリガン「……ヒヤニス」


ヒヤニス「メリガン…お前には感謝してる。六花弁として活動できるようになったのはお前の強さのおかげだ。」


ヒヤニス「だが俺は頭目を任された。なら個人よりも組織を重視する。」


拳を握るメリガン。


メリガン「……わかったよ。」


メリガン「ヒヤニスとネモネルも無理はするなよ」


ヒヤニス「わかっている。」


ネモネル「大丈夫大丈夫!侵入者より私の方強いから♡」


メリガン「うん。じゃぁな。」


ヒヤニス「あぁ…。」


それぞれが移動をし、シン達を迎え撃つ。

これがメリガンと、ヒヤニスが六花弁として顔を合わせるのが最後になるなんて…この時はまだ誰も知らない。

六花弁の日常読んでいただきありがとうございました。


次回は六花弁それぞれのその後を書いてます。

次回もお楽しみください。


岡本煌(オカモトコウ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ