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6 語句、引用書籍、人物等についての説明

サブタイ通り。五千文字以上を費やした。

できれば見ていってほしい。


感想は気軽なものから重たいものまで幅広く募集中である。

書きたくなったら書いてほしい。

 今回は、本エッセイ中で使用した様々な語句や採り上げた参考図書、人物について語っていこうと思う。

 意味、使用した意図、語句に対する印象等々を話したい。なお、私なりの解釈で説明している部分と辞書などから引用してきた部分とがある。引用する際は出典を明らかにしておく。それ以外は個人解釈である。

 興味のある方は、どうぞ。



〇【1 はじめに】から

・書く者  

 「表現者」には、文字や絵、そのほか様々な方法で表現する者がいる。その中でも「書く」という表現方法で表現する者をあえてそう呼び、本作品中で使用した。なお、似たような意味として「筆者」、「書き手」などがある。


・言語化

 思ったこと考えたことを説明・可視化する際に、言語を用いて表現すること。存外難しい。


・読む者

 読者のことである。最初に「読む者」を出したのは、「書く者」と対にあることを印象付けたかったからだ。これ以降の章では、「読者」の方を頻繁に使用していた気がする。


・いの一番

 〔「い」がいろは順の一番目であることから。また、「いの一番、いの二番…ろの一番…」といろは順の各項にさらに順番お設けるときの一番目であることからか〕先を争って行うことの、最初(第六版 新明解国語辞典 三省堂 p93 以下「新明解」)。

 まず最初に、の意味で使用。


・文字表現

 何らかの文字言語を用いた表現方法(エッセイの原文ママ)。本エッセイ中では主に、小説や物語の意味として扱っている。表現という言葉を拡大解釈している。

 「方法」というよりは、その「方法」によって出来上がった成果物と言った方がより正確なのかもしれない。


・感情

 これを言語化するのは苦労した。辞書等に頼るのはなぜか負けた気がするので、引いていない。

 まぁ、身もふたもない書き方をすれば、「楽しい」とか「悲しい」とかのことである。





〇【2 要点一、「「書き手」と「読み手」との間に生じる認識の差」】から

・観測者

 「表現者」と対になる用語が見つからなかった。ネットで資料を探した時、某知恵袋で「鑑賞者」という用語が候補に挙げられていたが、「鑑賞」では自身の中で深く味わうだけで終わってしまう感じが強いと思ったので採用しなかった。「観測」は二つ目の意味で使用した。

 ㋥いろいろなデータから物事の成行き(移り変り)について、多分そうなるだろうと見当を付けること(新明解 p315)

 むしろ「観測者」だと遠のいた感じがする、そういう方もいるだろう。私もこの項目を書いていて、改めてそう思った。エッセイを書いていた際は、「これ、しっくりきたんじゃね?」とか思っていたが、考え直した方がいい気がしてきた。まぁでも、多少は遊びを入れてもいいんじゃないかと思ったので、このままにしておく。


・ポケ〇ン

 今や知らない人はいないといっても過言ではない、某巨大コンテンツ。私も小さい頃はゲーム版で遊んだ。ある程度レベルを上げてからしかジム戦には挑まない子どもだった。金銀世代のアカネさんがつかってくるミ〇タンクには、正直殺意を覚えた。「ころがる」強すぎ。

 余談だが、ゲームでしかポケ〇ンに触れたことが無い人は、漫画版をお勧めする。私もそこまで読んではいないが、深いらしい。

 ドラ〇ンク〇ストも一緒に例に挙げたが、残念ながら私はプレイしたことが無いので割愛させていただく。


・月山某さん

 某漫画の登場人物。登場当初、彼に対する私の印象はあまり良くなかった。が、アニメ化した際、宮野さん演じる彼を目にした時にスイッチが切り替わり、好きなキャラの一人になった。「受け入れ難い」という境界線を飛び越えたのだろう。


・金木某君

 月山某さんも登場している某漫画の主人公。もとは人だった。

 髪色は黒から白、黒白、黒、白と変遷していった。私の心中での敬称は「さん」。しかし、「君」呼びが長かったせいか違和感を覚える。今では「王」とまで呼ばれるようになった。

(完全に蛇足だが、アニメ版で髪が真っ白になった際、彼と敵が戦うシーンがある。空中で敵の攻撃を避けるのだが、あのシーンは何度見ても違和感を覚える。ぬめぬめしすぎなところが違和感? 実際のヒトの動きに見えないからかもしれない。まぁ彼は人ではなくなったのだが。しかし、それっぽさを残してもよかったのではないかと思う)


・石田さん

 某週刊誌で某漫画(現在は名称を新たにしている)を描いている人。好きな漫画家さんの一人。


・想起性

 エッセイ中に書いたように、本来の「想起」は、「思い出すことや以前あったことを思い出すこと」(三省堂 大辞林)という意味である。勘違いの過程を考えてみると、想起→思い起こす→想像→連想という風に変わっていったのだろう。思い返せば、心理学などの講義で記憶の形成過程を習っていたのだが…。





〇【3 要点二、「マジョリティーとマイノリティーの対立が文字表現に及ぼす影響」】から

・多数派と少数派

 まずは謝罪をしたい。読んでいて不愉快な思いをした方もいるだろう。例として挙げるのならば他にも当たり障りのないものがあっただろう、と思ったのかもしれない。しかし、真っ先に思い浮かんだのが、あれだったのだ。申し訳ない。

 もはや開き直って書くが、打ち込み始めた時、邪な考えが全くなかったと言えば嘘になる。生物、性を持つ者はすべからく邪な考えから逃れられないのだと思う。しかし、「これは美を語っているのだ」、そうは思わなかっただろうか。美しさについて考えるのならそれほど悪くはない、はず。

 関係ないことだが、私は猥談が好きであり嫌いだ。文字で語ったりするのは割と抵抗が無いのだが、面と向かい合って話したりすると嫌悪感が先にくる。前に、地方の温泉に入った時、他のお客が猥談をしているのが聞こえて不愉快な気分になったことを思い出した。


・某校長

 某漫画に出てくる高校の校長。一人の男子生徒に対し、「尻」のことについて熱い思いを語っている。読んだ当初は印象が強すぎた。いろいろとやばい人物。


・戦いは数だよ兄貴

 言葉の響きが好き。端的ながらも自然の摂理を表現している。私は〇ンダムについてよく知らないので、気になった方はネットで検索してほしい。


・ランキング

 ここでは「小説家になろう」というサイトの中のものを指す。日間総合ランキングの1位の獲得評価ポイントを見て凹んだ人も多いだろう。私も凹んだ。何千という数字を目に入れた時、「私にもよこせぇぇ」と思わず、心の中で叫んだ。


・窓際族

 エッセイでも書いたが再度、誤解のないように書いておく。決して貶すつもりでこの言葉を使ってはいない。あくまでも、「日陰に追いやられた者の喩」として使った。


・半田某

 某書道漫画の主人公。あまりのポンコツ具合から敬称を省略してしまったこの項目を書いていて気付いた。引用した部分は2巻に載っていた。気になる方は読んでみるといい。


・実力主義

 高い実力を持つ者が上にあるべき、という考え方だと思う。実力の高さなんて項目が違えば見え方も変わってくるので、一概にどれが、あるいは誰が高いとは言いづらい。

 知っている方は、某ライトノベルの劣等生を思い出してほしい。彼はその高校の基準では劣等生とされることがあったが、実際は「さすおに!」というほどの人物である。


・なしの礫、負け犬の遠吠え

 「なしの礫」は本来、「こちらからたより(連絡)をしても返事が無いこと」(新明解 p1105)の意味であった。すまない。無意味、という意味で使用していた。詳細な意味を付け加えておく。

 「負け犬の遠吠え」の方は大丈夫だと思う。改めて思うが、面白い表現だな。言われる方はたまったものではないが。





〇【4 要点三、「理想的な文字表現」】から

・理想的な文字表現

 どこまでいっても「理想的」であり、「完全」とは似て非なるものだと思う。私の場合、「意識的に、あるいは無意識的に必要だと思った事物を、最大限取り入れたもの」と考えた。あくまで参考程度にしてほしい。

 理想理想と考えている時は、ついついそれが完全だと思い込んでしまうが、日をおいて考え直すと欠点が見つかり、まったく完全ではなかったりする。

 何事も求めている時が一番楽しいのかもしれない。そう思った。 


・西尾維新さん

 私が好きな作家さんの一人。『戯言シリーズ』、『物語シリーズ』が有名どころだろうか。最近では『忘却探偵シリーズ』がドラマ化するなど、一般メディアにも認知されている(と思われる)。

 今回引用した対談集『本題』は、購入してからかなりの月日が経っているけれども、表現する者は一度は読んでみてほしい。煮詰まっていたことが一気に解決するかも知れない。


・小林賢太郎さん

 対談集『本題』で、西尾維新さんと対談した人物の一人。全く知らない人だったけれど、読んでいてすごい人だなと尊敬した。多才な(多くの技術を持っている)人。


・枷

 説明が難しいが、何か形成される時の「前提条件のようなもの」だと思う。西尾維新さんの対談集『本題』では他に「ルール」と呼んだりされていた。


・学校の授業

 卒業して「社会」に触れた時、自然と対比してしまう「黄金の時間」。


・掛け算

 多くの小学生に対して、最初に立ちはだかる壁。特に7の段が猛威を振るう可能性が高い。数字と数字の間に✖(ばつ)が入る。

 この✖は、とある業界において、計算とはまた違った使い方がされる。知らない方はそのまま無垢でいてほしい。調べてもいいが相応の覚悟が必要。どう捉えるかは個人によって違うだろうが、そういうものが好きな人もいるのだと寛容な気持ちでいること。決して罵倒してはいけない。あなたが好きなものも人によっては嫌悪の対象になることを理解しておくべき。


・研究授業

 より良い授業研究のために行われる授業。多くの見知らぬ参観者が見に来ることもある。一人の受け手(人見知り)として話すが、圧迫感を感じる居心地の悪いものであった。児童生徒に許可を得たうえで、参観者は別室にて映像による参観する方法に変えてほしいものである。


・『キャラクターが勝手に演じはじめる』現象

 未だ出会ったことがない不思議現象の一つで、作品の登場人物が表現者の手を離れて自由に演じはじめる現象。詳しくはエッセイ中に書いているので深くは書かないが、私は「無意識領域のいたずら」だと思う。





〇【5 おわりに】から

・連続した存在

 普段私たちは、自分が昨日の自分と同じ存在だと思っているのではないか。朝起きて、「あれ、私は誰?」と呟くなど、既に危険領域に達しているとしか言えない。人間は無意識のうちに安定を求めているはずだ。「安定」の認識に差異はあるけれど、本人が一番落ち着く状態が「安定」だと、ここでは考える。そして、無意識に安定を求めるからこそ、自分が昨日の自分と異なる存在だとは考えないのである。


・2017年3月26日(日)の午前四時ごろ

 語句というより日付。初エッセイ記念日として特別に採り上げる。半ば発狂していたと思う。夜は目をつぶっただけで一睡もせず、思いつくまま、気の向くまま書いた。契機は既にエッセイにも書いたが、ある小説に力をもらったことである。

 実は、昼ご飯を食べた後に昼寝をしてしまった。幸いと言っては何だが、モチベーションは高く、昼寝前とできるだけ同じ状態を保っていたので、書ききれることができたが、最悪、永久にお蔵入りしていた可能性がある。


・受け入れたくない事実

 私が、受け入れたくない事実である。これについてはきいてほしくないが、一つ情報を開示するなら、自分が思ったよりもアブノーマルだということである。詳細はきくなよ。絶対にきくなよ。ダチョ〇倶楽部的なノリじゃないぞ。そっとしておいてくれ。あなた方にもあるだろう? 受け入れたくない事実が…。


・良い表現活動

 何が「良い」かは、あなた方に委ねる。





 ここから先は参考にした書籍を書いておく。

 都合上、省略する点もあるがご容赦を。





〇漫画(私が読んでいる巻までを表記、敬称略)

・『東京喰種』1~14巻および

 『東京喰種:re』1~9巻   石田スイ      集英社

・『ばらかもん』1~13巻    ヨツキサツキ   スクウェア・エニックス



〇書籍

・『西尾維新対談集 本題』  西尾維新     講談社



〇辞書

・『新明解国語辞典 第六版』 山田忠雄(主幹) 三省堂 2009年11月20日 第18刷



以上で全工程を終了する。

またどこかでお会いしよう。

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