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2.5 インタールード2
やってしまった、と思った。
少し、反省。
でも、わたしの心は、彼らへの報復を間違いなく望んでいた。
そして、できてしまった。
今になって、小学生の頃の担任の言葉が突き刺さる。
――フユちゃんは賢いね。だから、賢さの使い方を間違えちゃいけないよ。
ああ、わたしは推理の使い方を間違えたのだ。
わたしの近くには二人のお手本がいる。
一人は、セツカちゃん。彼女は推理を、真実を明かすことに使う。
一人は、雅春さん。彼は推理を沈黙することを選んだ。
先駆者がいるというのは、末っ子の特権だ。
わたしは、賢さを、推理をどう扱うべきなのか?
きっと――それが決められるまで、わたしは推理を扱えない気がした。
だから、わたしは。
今回だけは、推理と少し距離を置くことにする。
その代わり、観察しよう。
セツカちゃんの強さを。
雅春さんの背負い方を。




