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長雨(ながあめ)の

梅雨の終わり際にふと浮かんだ景をもとに、一首を詠みました。

七夕を直接言わず、曇りの湿度だけで気配を立ち上げることを目指しています。

短い時間のお付き合いになれば幸いです。


長雨ながあめ

綴目とじめへたる

濃紫陽花こあじさい

一年ひととせ

あませず




【解説】

今年の梅雨は、そろそろ終わりの気配を見せながらも、

今宵だけはまだ雨の名残を引きずっている。

長雨の「綴目」にそっと添えられた濃い紫陽花は、

季節の縫い目を静かに彩りながら、

この夜が特別であることを知らせているようだった。


七夕の夜は、本来なら天の川が空を渡るはずだが、

梅雨の曇りが星々の光を隠している。

しかし、その曇りこそが、

年に一度の逢瀬を静かに守るための采配なのだと思えた。


天の瀬は見えない。

けれど、見えないからこそ、

二人きりの時間がひっそりと確保されるのだと感じた。



=====余白de川柳=====

筋トレの 汗で知る 30℃


梅雨の終わり際にふと浮かんだ景をもとに、一首を詠みました。

七夕を直接言わず、曇りの湿度だけで気配を立ち上げることを目指しています。

短い時間のお付き合いになれば幸いです。


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