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先(さき)長雨(ながめ)

長雨の続く季節に、一首置きました。

雨の重さが晴れに変わる瞬間の、光と気配。

裏山の緑が、真夏を迎える準備をしているように見えたので、

そのまま短歌にしました。

ゆっくり読んでいただければ嬉しいです。


さき長雨ながめ

れておとなう

炎昼えんちゅう

こころたるど

山木やまきざわめき




【解説】

この長雨が明ければ、いつもの厳しい真夏がやってくる。

それでも夏は素敵なものだと思う。

雨に濡れ続けていた景色が、色と光を取り戻す。

裏山の木々も、さわさわと騒めいて待ち遠しくしているようだ。



============余白de川柳=============

スポドリの 代わりに齧る 味噌きゅうり

浅漬けに 飽いて酢を煮る ピクルス漬け

薄切りは 転がらぬよう 少しななめに

長雨が晴れると、景色の色が一気に戻ります。

暑くなる。真夏はそれでも、待ち遠しくあります。

読んでくださり、ありがとうございました。


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