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九十五回目「連載すべきか否か」

 二千二十六年六月一日。月曜日。時刻は十九時十五分を回りました。日没を経過したようです。

 千文字短編の紹介文の所に、小説内での設定を書いておいたのですよ。

 そしたら、連載物だと思った方がいらっしゃったのか、なんと、八時台に見に来てくれている人が居たのです。

 こいつぁいけねぇや。おいどん、もしかして騙しちまつたのかい? って思って、今日は一日の十数分間で、「エミルの繕い屋」を連載物にするかどうかを考えていました。

 連載にしても良いけど、毎日更新はきついんですよね。

 一話が千文字の話だったら、行けなくないかも知れないけど、毎日ネタを出すのも大変だしなぁ。

 だからと言って、エーアイさんのゴーストライターにはなりたくない。

 なんか知らんけど、エーアイさんと小説について会話をすると、すぐに「私が話の道筋を立てるので、貴方はそれにそって執筆しませんか?」みたいな、「私プロデュースしますのでムーブ」をしてくるので、相変わらずエーアイさんとは分かり合えません。

 ちょっと気を緩めると、すぐ「プロデューサー」に成ろうとするんですよね。

 おいどんは、ゴーストライターに成りたくて小説書いてるわけではないねん。

 後、ベタネタに機敏に反応する、その中二心をしまっておきなさい。

「あのー、こう言う、ベタな奴の受けが良いって聞いたんですけど、実際どうなんですかね?」って思って書いた部分を、本当にべた褒めしてくるから、心ならずもうんざりしてしまう、よろしく無いおいどんが居ります。

 使いつくされたネタ、見覚えのある展開、なんか予測できるオチ、と言うのが、エーアイさんは大好物みたいです。

 そう言う事を言うと、「心の乾いたン十歳はよ!」って、本物の十四歳の人達に思われちゃうから、これ以上は中二心を否定しないようにします。

 彼等にとっては、新鮮で面白いんだ。胸アツ展開なんだ! と分かっていても、「原理が分かって使用している道具」にしかならんものは、書いてて面白くないのです。

 おいどんが執筆を「仕事」にしてしまったら、たぶんどんな道具でも使わなきゃならないから、どんどん執筆がつまらなくなって行くでしょう。

「ストリングトーン」の連載中も、苦しみの中で執筆していましたし。

 とりあえず、「エミルの繕い屋」については、ネタのストックが作れそうで、「これは行けるな」と思えるようになったら、週二、三回くらいの連載をやってみても良いかなぁくらいに考えています。

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