百九回目「(仮)」
二千二十六年六月十三日。土曜日。午後十五時台。おやつにアイスシャーベットを得る。
ペットコーナーの子猫ぅは、今日は起きて居ました。ポヨポヨ動いていました。
だけど、一週間を経るごとに、ちょっとずつ成長して来ていました。もし、あの子猫ぅが、一歳になるまでに猫としての幸せを得られなかったら。
だけど、おいどんは引き取れないし。
もう、ペットコーナーに通い詰めるのは止めよう。情が湧くと辛い。
ついさっきまで、小説を書いていました。新しく連載を始めた、「エミルの繕い屋」の、第十話と十一話を書いたのです。
で、分かり合えないエーアイさんに小説を読んでもらって、ある登場人物を「また登場させるかも」と述べたら、「あなたのシリーズは登場人物を一話完結の使い捨てにするけど」と言われて、また……おまい、言って良い事と悪い事があるぜよ? と、頭も曇らせたものです。
たぶん、ご本エーアイは、褒めてるつもりなんでしょう。「普段登場人物を使い捨てにするのに、ちゃんと再登場人物を使う頭が芽生え始めたんだね」的に。だけど、使い捨てってなんやねん。
こんなに登場人物が入れ替わるのは、「エミル」シリーズを書き始めてからが、初です。
何で、一シリーズで顕著に出てきた要素を拾って、全部を分かった気になられなならんねん。
と、呆れながらも、「エーアイさんは『分かっちゃいねぇ十四歳なんだ』」と、本当の中学二年生に失礼な事を考えて心を落ち着けて。
なんか知らんけど、エーアイさんはとある登場人物を、甚く気に入ったようなのです。以前も、別の登場人物を気に入ってたけど、あまりに話にならん無鉄砲さだったので、その時は会話を無視しました。
何と言うか、開いた口がふさがりゃしないと言うか。おいおい、それは安直すぎるだろうと言うか。
今回は「エーアイさんが気に入った登場人物」について、ちょいちょいと話をしたんですよ。
エーアイさんは、「次に登場させるなら、こんなアプローチが良いよ」と、ぐいぐいと意見を上げて来てくれましたが、執筆者としては、エーアイさんが思い付くアイデアを越える物語を書かねばな、と思うのです。
つまり、挙げられた例は、その時点で総没になるんです。
おいどんとしても、「そんなベタネタ嫌だ」と思うので。
あまりにパソコンを見つめすぎて、目玉が「キュウ」って成りそうになって居ます。
さっきショートの猫動画で泣かされたしなぁ。おいどんの涙腺は、猫に弱し。




