新スキルと更なる強い魔物
さて、ダンジョン15階を完了した俺は、アムロルさんのいるフォームへ向かった。
帰ると、フォームのスタッフの皆さんが待ち受けていた。
「お疲れ様でした。初めてのダンジョンでさぞ疲れているでしょう。まずはゆっくりこのフォームのリラクゼーションルームで疲れを癒してください」
とまあ、とてもありがたいご厚意のおかげで、疲れを癒すことにした。
その間に、アムロルさんにステータスの翻訳をしてもらう。
リラクゼーション(マッサージ)が終わり、アムロルさんに翻訳の結果を教えてもらった。
すると、新スキルが2つ増えていた。そして、新たな事実が分かったという。
まずはスキルのレベルや新能力についてだ。
ロックスLv15→28
光を操り、受けた相手はどんどんと衰弱していく、俺だけのスキル(らしい)
新能力:視覚を2分間ほど見えないようにする。
コントラLv14→32
新事実:もしこのスキルを持っている勇者が、ダメージを受けたら、そのダメージを喰らう代わりに、相手にそのダメージの4倍を与える。無発声技。俺だけのスキル(確定)
オービスLv23→45
このスキルが約2倍になった理由は。これが繰り返し発動されていたから。
新事実:基礎値20000ダメージ(スキルレベルが1上がると基礎ダメージが1000上がる)を受けると割れ、
これを持っている人物がダメージを受ける。つまり、現在65000ダメージ耐えられる。
そしてインベーシオビカイLv11→20
新事実:有発声技。また、相手のダメージを反転させ、2倍にする能力がある。他にも何かある可能性が高い。
そして新能力だ
フランマインペトゥームLv13
この能力は炎を扱う技で、勇者特有のスキル“フラム“の進化系らしい。
そして、この能力が、凶悪なスキルであった。
コンティーニアコンベーシオLv85
Lv85?どういうことなのだろうか
コンベーシオという言葉には反転という意味が含まれているらしいがインベーシオは、似ているが侵入、攻撃などの意味があるらしい
つまり、これも反転させる害悪技。しかも、集団で攻撃されても、均等にダメージが当たる。もちろん俺だけのスキル。
しかも、基礎値2倍でLvが2上がるごとに基礎値が3倍、4倍………と増えていく
つまり、今は“44倍“
たとえば相手が攻撃をしてきて、10000ダメージくらったとしたら。こっちに来るのは0ダメージ。
そして、相手に行くのは4×2×44の352倍
つまり10000ダメージ与えたはずが、逆に3520000ダメージが返ってくる、という計算。
これには、グリンも相当驚いた。
「この技は脅威ですね…まさかここまで強いとは。驚きという段階は超えました」
といい、さらに、にっこり笑顔で
「次は40階に一人でいきましょうか」
こいつ…バケモンかよ。
とりあえず、真偽を確かめるために少しだけ言葉を発する。
「いやー流石に30階を見てから…」
と言っては見たものの、場では冗談と思われているようだ。
しょうがない。やるしかないか…
渋々ダンジョン40階討伐をすることを許諾した。
今、俺は最初の森にいる。この森のことを、この世界では
シルバ・フィーニスというらしい。
終わりの森と訳すらしい。
俺、数日までこんな森にいたのかよ…
そう思いながら、森の中を探索していると、明らかに強そうなゴーレムが4体いる。
がまずは何もしないで攻撃されるのを待つ。
すると、親玉のようなやつの指示で、誰も攻撃しない。
攻撃しないなら、こっちが攻撃すればいい。
勝った。
ここで初めて使うスキル“フランマインペトゥーム“を使う
「フランマインペトゥーム」
スキルは発動したものの、ゴーレムはダメージを受けてそうにない。
「どういうことだ…攻撃が効かない」
こいつらに勝つ方法はあるのか…
「そうか、こういう方法があるのか」
一か八か、やってみる。やってみないと始まんないから。俺の物語が。
ずっとフランマインペトゥームを使う。
やっぱりそうだ。
こいつらの能力は、多分、“頑丈過多“だ、相手の攻撃を受けるほど強くなる。
俺の読みでは、こいつらはそろそろ攻撃を仕掛けてくる。
「ウグーーー」
ゴーレム達は一斉に攻撃を仕掛けてくる。
甘い。
「コンティーニアコンベーシオ」
ゴーレムは吹き飛んだ。
俺もまあまあのダメージは食らった。HPのところが60000減っている。
つまり、こいつらの与えたダメージの合計は125000
だが、それの352倍が四人均等に与えられる。
ここにきて、このスキルのバフが実行される。
つまり合計与ダメージ数は44000000。
だから、ゴーレムが吹っ飛んだのである。
「余裕だな」
そう言い残し、この場を後にした。




