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9/10

白雪 千咲

注意!!

この作品はR15です。

グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。

(ガガガガガガッ)

余韻に浸る間もなく、戦いについていけなかった建物が崩壊しかける。

「緊急装置発動、緊急装置発動」

(ゾロゾロゾロ)

サニー「……は?」

なんと、部屋の奥から無数のからくり蜘蛛女が出てきたのだ。

千咲「まだ…こんなに……」

だが、進むしかない。

サニー「千咲」

千咲「わかった」

(ダッ)

千咲とサニーは鉛のように重い体を動かし、生気を絞り出し、走った。

(ガチャッッ)

サニー「ここが最後の部…」

しかし、そこに広がっていたのは岩石のボロボロの橋が念力で支えられている、緑に光が広がる部屋だった。

千咲「ここにルーラーが…」

サニー「千咲、あれって……」

千咲「扉?」

橋の先には扉が不自然に立てられていた。

蜘蛛女共「がァァァッ!!」

蜘蛛女共が一斉に押し寄せてくる。

サニー「ちくしょぉぉッッ!!」

(ドガッ ドガッ)

サニーは気張りながら蜘蛛女共をハンマーで橋から落としながら扉に向かって行く。

千咲「サニーッッ!!」


サニー「千咲ッ!!下がるなッ!!走れェェェッッ!!」


千咲「ウワァァァァッッ!!!!」


(ダダダダダッ!!)

千咲は肉を吊るされたゾンビのようにフラフラで走る。

千咲「ついた……サニー!!」

サニー「ハァ…ハァ……」

サニーはボロボロになりながらも、千咲に近ずいていく。

(ガタッッ)

だが、あとほんの数メートルで橋が崩れ始める。


千咲「サニー!!」

サニー「千咲!!」

(パシッ)

危機一髪!!

千咲は、サニーの手を掴み、

(ガチャッ キィィィ……)

扉に入っていった……


しかし、

(ガチャッ)

サニー「…は?」

サニーだけが、扉から弾かれたのだ。

サニー「ウワァァァァ!!!!???」

サニーはそのまま橋底に落ちていった……


サニー「なんだ…ここ……おーい、千咲ー、おーい……なんでだよ……」

その時、サニーが違和感を覚える。

サニー「腕が……」

腕がないのだ。それだけじゃない、みるみる体が消えかかっているのだ。

サニー「なん……で………だ…………」

そして、頭だけになり、

サニー「千……咲……………」

サニーは消えた。

そこには、ボロボロのヘルメット、ゴーグル、布切れと、様々の戦区をくぐり抜けてきたハンマーが、ギラリと光り、

黒い影が、塵となり消えた。




私はの名前は「白雪千咲」、中学3年生のフツーの女子だ。

千尋「早くしろー、学校行くぞー」

いつも窓を叩き起してくる、「白雪千尋」というイトコがいる。

千咲「うん、まっててー」

そこで、千咲は机に転がる1本のナイフを見つけた。

千咲「なに…?これ……」

そのナイフは、不自然に1部が欠け、薄緑の光を纏っていた。

(ガシ)

千咲「危ないなァ……」

しかし、そのナイフを持った途端、千咲は部屋の隅を見た。

そこには、古びたドアノブのない扉があった。

しかし、本来ドアノブがある場所に、刺し傷のようなものがある。

千咲「これって……」

(グサッ)

千咲はナイフを刺し、捻った。

(ぎぃぃぃぃぃ……)

千咲「行かなきゃ……」

(バタン)

千咲は何故か、その扉に吸い込まれるように入っていった。


千尋「おーい、入るぞー……って、なんだこりゃあ……」

(ぎぃぃぃぃぃ)

千尋「うおっ、開いた……ここにいんのか?」

(ぎぃぃぃぃぃ……バタン)

「白雪 千咲 は 下がらない End chapter」

〜完〜

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