犠牲で、走れ
注意!!
この作品はR15です。
グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。
ロッド「走るんだッッ!!」
(ダッ!!)
足を踏み込んだ瞬間、一瞬空間が歪んだように見えた。
ヴァレ「は……??」
ロッド「避けろッッ!!」
(ブォンッッ!!)
しかし、時すでに遅しとはまさにこの事。
ヴァレ「あ…が……」
ヴァレの左腕の付け根が吹っ飛んだのだ。
ヴァレ「ギッッ!!???」
ジワジワと血が滲み、ポタポタと滴る音が響いた。
ソウル「包帯を…」
(ブンッッ!!)
ソウルが包帯を出した瞬間に吹っ飛ばされる。
ヴァレ「ち……クソ……が……」
ロッド「付け根はヤバいな…」
ソウル「ぶっ殺すッッ!!」
ロッド「やめろッッ!!矢の無駄だ…」
ソウル「じゃあどうしろってんですか?!!」
ロッド「今は逃げ……」
(ガラララ……)
しかし、ルーラーにとって都合良く、先に進むためのドアは瓦礫に塗れ、開けれるわけなかった。
サニー「ルーラーは俺らの事を逃がさないつもりだ……」
ロッド「あぁもう洒落臭え!!」
ロッドはペッと唾を吐いた。
ロッド「もう死んだも同然だ。だったら足掻こうぜ!!」
サニー「馬鹿ッ!!テメェが正気じゃないでどうすんだ!!」
ロッド「こうすんだッッ!!」
(ドゴォッッ!!)
ロッドはサニーを殴った。
サニー「は……?」
ロッド「これで俺の勝ちだ……これで勝負はついた……これで死んでも良くなったッッ!!」
サニー「お前……まさかッッ!!」
ロッドはルーラーに自身の棒をぶん投げた。
(キッ!!)
ルーラーは鋭くロッドの方を向く。
ロッドの立っていた場所……それは瓦礫に塗れたドアの前だった。
ロッド「おいサニー!!」
サニー「馬鹿なことはよせッッ!!」
ソウル「私も思います。こんなこと……正しいとは思いません。」
しかし、ロッドはその場を動かない。
千咲「そこ…動かないと…死ぬよ?なんで……」
ヴァレ「馬鹿なんだよ……」
ロッドは言った。
ロッド「走れ」
(ドガァァァァァァァァッッ!!!!)
ロッドは爆散した……が、その衝撃でドアは吹き飛び、最後の通路に通じた。
サニー「ロッ……ド……」
だが、サニーは止まらなかった。
サニー「テメェの勝ちだぜッッ!!」
そこには、誇らしげに光り輝くもう1本の棒があった。
ソウル「自分を犠牲に対抗する武器を……」
サニー「もちろん、貰うぜ!!」
(パシッ!!)
サニーは棒を撮った瞬間、
(ダッ!!)
走ったッッ!!
千咲「ここを右だッ!!」
ヴァレ「地図?」
千咲「ロッドから貰った」
ボロッボロだが、構造は他の階と同じだ。
ソウル「行き止まりです」
サニー「どけぇ!!」
(バゴッ!!)
サニーが壁をぶっ壊すと、そこにはヴァレが壊した時と同じように、部屋が広がっていた。
そこには、緑がかった……おっと、前にも言いましたね。




