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プレパラート 皮層/下限に 抱かれて
獣毛と似た 夜に縁らす
悪魔の目 そうメモに記す 過去の吾
この市のなか 知る人もなし
耳下腺に 分泌されし流々を
生の証と 幻聴にきく
光線の含有量を知らざれば
みだらな淵も ヘドロに似たれり
くゆりゆく 肉体美女の アウラ哉
残酷な手で 残光を摘む
影と影 光と光 花と花
エイドスまたは無の海に居る
暗証を 絹糸のごとく 巡らして
縫い傷の吾 テロスたりえて
若しくはと 思い当たれり ゾーエーの
太陽として 在る生殖器
原義的 あかつきのほし 悪魔の目
鍵を無くした 吾にやさしく
真綿・水・電装されし 人形に
つまりは吾に 縁れる「惟神」
「量」がただ 「非-知」を縁らす 冬白し
蔵書の野へと道標を置く
蛮神の眼球に似たり其のアウラ
其の若草の其のかがやき
人もすなる 行為依存の 道程に
吾もついたり 砂かがやけり
壁はただ 釘を縁らす 錆を見る
佇立をせりて 情も騙らず




