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防腐域 冬の栞に 書のつばさ
たたまれてあり 暖房のもと
首刈りの デザートビネガー 沙羅双樹
情事を待てり 日読みを温めて
星夜行 鬢のかすかに 寒かりて
メタファーのただ 融ける心地よ
ニットキャップを当世風に身につけし
牝と牡とに花裏の風哉
バタイユの見神の記をたずさえて
探梅の迪 淡きバス哉
針先に象を結べり観念の徒
タイムカードに六道は在り
masochism に 至高を看とる系譜あり
深奥の花 バラックに賦す
真珠をば軀の芯にひそめたる
汝が残酷よ骨の薄刃よ
Ariadne 甘し糸をば 滑かに
吾が独我へと 抛げておくれよ
火取り蛾を 黶夢を鉤を 袖に納れ
君は微笑いて その袖白し




