ここまでの『新生 学校の怪談』その2
本編の続きが投稿されるのは、2017年7月8日(土)です。
*プロットを元にしているため、内容が本編と異なる場合があります。
一九九五年七月の夜、小学五年生の翔と裕美子は夜の学校で、ある儀式を決行した。引き起こる怪異の数々に雷鳴が轟いた。
二十年後、放課後の学校でかくれんぼに興じる小学五年の生徒達。その時、小さな地震が起きて、生徒達が不気味な妖怪に襲われていく。自らも口裂け女に襲われた未来は、突然現れた少年の翔に助けられる。
クラスメイトを次々と襲うのは、ワタルという名の魔物だった。ワタルは、昔から学校に居着いて、一人になった生徒をさらう。襲われた子供は、存在そのものをこの世から消されてしまうという。
今から二十年前、学校を密かに恐怖で支配していた魔物を、その存在に気づいた翔は封印するのに成功する。ところが、彼も一緒に封印されてしまったのだ。微震の揺れで封印の鏡が割れて、ワタルが復活した際、一緒に外に出ることが出来たのである。未来は親友を助けるために、誰よりも事情を知る翔に協力を仰ぐ。
翔が話すには、ワタルを封印するには『妖怪悪霊大図鑑』というアイテムが必要だったが、本が紛失したために封印は事実上不可能となる。
その日の放課後、弟の徹と、幼馴染の一也の妹、美月がいなくなり、三人は、学校の片隅にある廃屋、おぼろ屋敷に脚を踏み入れる。
同じ頃、一也のクラスメイトで魔物と同じ名前を持つ亘と、義理の従姉妹の雛と共に妖怪に襲われる。二人で逃げているところを、未来達と合流する。
無事に互いの弟と妹を助け出すのに成功するが、学校を脱出する際、未来と一也は迫り来る砂の怪物に飲み込まれてしまう。(『復活ノ刻』まで)
未来達は無事だった。彼らは、自分達のいる場所が一九九五年の過去だと知る。そこでは、当時の翔と彼に付き添う幼馴染の裕美子がいた。二人に事情を話すと世界が崩壊してしまうので、うかつに説明するわけにはいかない。何とか、『悪霊妖怪大事典』から現代に戻る方法を知った未来は、雛の母親にあたる少女、らん子に方法を書いた手紙を託す。
二十年後、翔や亘達の前で、大人になったらん子が手紙を開けて、未来と一也の状況と『四隅の儀式』の手順を知り、運命の夜と同じ日に実行に移す。
一方、ワタルが封印される経緯を知ろうとする未来。過去の世界は少しずつ改変されており、二人にも危機が訪れるが、かろうじて儀式は成功して、元の世界に戻ることができた。
ある日、亘は翔を連れて、九〇年代をテーマにした展示会へ訪れる。懐かしさに心を癒す翔は、これからの展望に悩んでいた。亘はそんな彼との友情を誓う。
しかし、一組の担任の清によって、亘は魔物に捕まってしまう。同じ頃、何者かに呼び出された未来と一也も妖怪の罠にかかる。
そして、テレビの撮影に訪れていた元人気子役だった太助も、ワタルによって辛い過去を垣間見せられ自殺しようとする。それを翔が食い止めて、自分のお守りを託す。同じように親に捨てられた過去の幻影にあった亘も救う。
単身、魔物の待ち受ける檻に足を踏み入れる翔。亡くなった両親との楽しい思い出に浸りながら、ワタルに肉体を侵蝕されていく。魔物の狙いは最初から翔だった。そのために、彼の父親を殺し、学校の生徒の意識を操って、いじめで孤立させるように仕向けていた。
翔は残された意識を使い、魔物を巻き添えにして自爆する。亘は、罠にかけた清に我を忘れて暴力を加える。行方不明だった生徒達は戻り、学校の平和は戻ったかのように見えた。
校長の佐奈田智佐子の元に翔が現れる。彼の姿をしているが、その意識は魔物に乗っ取られていた。智佐子と清の母子は魔物と通じていた。ワタルは自らをショウと名前を改め、未来達を一網打尽にするための画策を始める。
二十年前、翔と共に魔物を封印した少女、金江裕美子。大人になった彼女は、五年二組の担任を受け持っていた。子供達はおろか、魔物でさえ知る由もなかった。(侵蝕ノ刻まで)
そして、一週間後の夏休み前日に……。
『魔物は復活を遂げて、恐怖は侵蝕を広げていき、この世は魔界と化す』
先月に下書きが終わり、ただいま推敲中です。『この作品は半年以上更新されてません。今後投稿されない可能性は高いです』なんてという、不名誉なメッセージが消えるのも間もなくでしょう。




