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第21話 ティモリアの真実

 神名暦五百六十一年蒼月七十五日 

 

 ティモリアにより深い傷を負わされたが回復薬を飲み回復させたフェスだったが、流れた血や失われた体力までは戻すことはできないために数日間眠りに着いていた。

 

 ん! うーん! ここは? ……あっ! そうだティモリアにやられて……なんとか回復薬が間にあったのか……それからは記憶にない……。


 フェスが目を覚まして体を起こすとその周りにアーシャ、マインはベッドの端に腕を重ね頭を置き寝ていていたが、エナはフェスが体を起こす際に目を覚ましていた。

 エナはフェスと目が合うと嬉しさのあまり笑顔で抱きついた。

「お姉ちゃん、もう大丈夫なの?」

「うん、大丈夫だよ。心配かけたね」

 フェスとエナの話し声でアーシャとマインも目を覚ました。最初こそは涙を浮かべて笑顔を見せていた二人だったが、だんだんと笑顔が消えていくと真剣な顔をしてフェスに詰め寄った。

「フェス様! 何無茶なことをしているんですか!」

「そうです。死に掛けたんですよ? 無茶は止めてください」

「……ごめんなさい。でも、どうして……逃げてくれなかったのですか?」

 フェスの言葉にアーシャは怒気を含んだ口調で言葉を発した。

「フェス様を置いて逃げられる訳ありません。私たちが置いて逃げられると本気で思いですか?」

 涙を浮かべながらも真剣な顔のアーシャにフェスは申し訳なかったと本気で思い心から謝った。フェスの本気の謝罪を訊きアーシャとマインは笑顔を取り戻した。


 ティモリアは竜耶を殺しにいけないから僕一人を殺したがっていた。三人を殺そうとしたのは僕の前に立ち塞がったからだし……そもそも僕を殺そうとしていたはずなのに随分と悲しそうな瞳をしていたし、セラ様を封印する魔法陣に使われていたのは人ではなく魔物の血と言っていた。……本当は悪い神ではない? …………そういえば、この世界を破滅させようとしている者がいると言っていたような? あれって、ブロエレスフィのことなのかな?


「フェス、フェス、大丈夫?」

 考えに没頭していたフェスに体調が悪くなったのかと三人が心配そうな顔をしていた。

「大丈夫です。少し考え事をしていました」

 大丈夫そうなので三人は安堵した。

「あの人、たちは誰なの? それとあの人はどうしてフェスを殺そうとしたの?」

「僕にも詳しいことは分からないのです。今は何とも言えません」

「そう」


 いきなり神様だなんで言える訳ないし……黙っているしかないと思うし、言ったからといってなにかが変わるわけでもないし、どうしていいのかわからない今の状況でどう答えていいのかわからないのか現実だけど……。


「そう言えば、此処は何処ですか?」

「覚えていないの? 気を失う前に魔道具テントを出したでしょ」

「そうでしたか……」


 記憶にないなぁ……無意識に出したのかな?


 魔道具テントとは、神聖ヴェスナー帝国を旅している途中で乗合馬車に乗り合わせた商人から買った品物だ。

 金額は白銀貨一枚であり決して安い買い物ではなかったが、買うことにした魔道具だった。最初テントに白銀貨一枚? と訝しく思ったのだがテントの中に入ると高い理由がわかった。

 テントの中に入ったフェス、アーシャ、マイン、エナの四人は思わず感嘆の声を上げ、それを見ていた商人は満足げ頷いていた。

 錬金術で作ったテント内に空間魔術で広場を作成し建築魔術によって建物が建てられていた。それだけではなくテントの外側には防御魔術を付与されていた。

 家の中は一階建てだが厨房、御手洗い、風呂場、居間の他に部屋が三部屋あり各部屋には机やベッド、家具などが標準で完備されていた。

 特にフェスが気に入ったのは広い湯船のある風呂場だった。

 風呂場を一目見て気に入ったフェスは即買ってしまった。他の三人はこんな物に白銀貨一枚も出すなんで、と言っていたが今では全員のお気に入りになっていた。

 魔道具テントは持ち主であるフェスが許可した人以外はテントの中に入ることができない。それだけではなくフェス以外がテントを動かそうとしたり攻撃を与えようとすると防御魔術が自動で発動するようになっている。

 他の機能としては暑い夏も寒い冬も関係なく一年中過ごしやすい気温になる魔道具が設置されているし料理に必要な火や水、浴槽のお湯、トイレの処理、夜でも昼間のように照らす灯りがあった。もちろん後から魔道具を買い設置することもできる。

 こんなに便利な道具があるなんで、とフェスは喜んだ。

 本来なら白銀貨一枚では買える品物ではなかったのだが、商人がフェスたちや他の乗客を驚かせようとして見せびらかそうとしただけであり冗談だったのだが、フェスが白銀貨一枚を取り出して手渡すと商人は困惑した。だが、自分で白銀貨一枚と言ってしまった手前なかったことにはできなかったため泣く泣くフェスに販売することになった。

 その後しばらくはその魔道具テントを狙って盗賊などが襲ってきたがすべて返り討ちにして報奨金を手にしていた。


 本当にいいのを手に入れることができたな……。その後しばらくは大変だったけど。


 フェスが自分の寝ている部屋を見渡しているとアーシャが一枚の紙をフェスに手渡した。

「これは?」

「気を失ったフェスをテントに入れようとしたら、私たちを殺そうとした消えた女の人が戻ってきてこの手紙を私達に手渡して、フェスに見せる様に、と言ってからまた消えたの」

「戻ってきたんですか? なにもされませんでしたか?」

「うん、笑って、フェスによろしく、と」

「この手紙の文字って何処の言葉なの? 私達には、読めなかったけど……」

「読めなかった?」

「ええ、知らない文字で書かれていたから」


 知らない文字? ……こ、この文字って……。


 手紙の文字を見たフェスは驚いた。


「日本、語?」

「日本語? 何処の言葉なの?」

 

 何故、日本語がこの世界に? いや、異世界人がいるなら日本語があっても不思議でもないのか? ティモリアが僕以外の人に読ませたくなかった?


「フェス、フェス?」

「あ、はい、すいません。何ですか?」

 アーシャがフェスの名前を呼んでいたのに気がつき思案を止めた。

「日本語って何?」

「……僕が生まれた世界の生まれた国の言葉、文字です」

「それが何故、ここに?」

「単純に考えると他の人には読ませたくなかったのでしょう。取り敢えず読んでみます」


 文字が細かく長いな……。それになぜこんなに字が綺麗なんだろう? まるでパソコンで打ったかのようだけど……まさか、だよね?


 フェスは、手紙を読み始めた。

 

 親愛なるフェス君へ


 フェス君、君がこの手紙を読んでいると言うことは生きているのでしょう。それは何よりです。

 私は創造主セラ様によって、フェス君を直接、間接を問わずに殺せないようにされてしまいました。 これから私は封印をを解呪することにします。解けるかはわかりませんけど……解けたとしても何十年、何百年かかるかはわかりません。

 こんな状態の私では自分の手でフェス君を殺すことは無理です。ならば私の使徒にフェス君を襲わせようとも考えましたが断られてしまいました。私の使徒なのに私の言うことを聞かなくって困っています。……止めましょう愚痴をこぼしたいわけではありませんから……。このようないろいろな事情のためにフェス君を狙うのを断念することにしました。

 そのためこの世界は数年後から滅亡に向かって進むこととなると思います。

 ここからがこの手紙の本題となります。

 主様も知らないこの世界の成り立ちと私がフェス君を狙う理由をお話しいたします。


 年代は省かせていただきます。

 この世界の地球は、現在竜耶君のいる世界の地球を参考に私が創った星です。

 最初は上手くいっていたと思います。

 食べていくのもやっとの生活でしたが、皆が助け合って笑いの絶えない生活を送っていました。そんな生活が続いていた頃に異種と思える人たちが表れ始めました。

 異種と言ってもおかしいというわけではなく、今までの人に比べて頭が良いとか生活に役立つ道具を造るとかいった感じです。

 そして、今でいう集落や農村ができ始めましたが助け合いは変わらず続いていました。

 ここまでなら人が成長していると言えますから見守るだけでした。

 この世界が狂いだしたのはこの後からです。

 まずこの世界には人族と動物しかいませんでした。今のように魔物とか魔獣といった危険な生き物や人族以外の種族はいませんでしたし、生むつもりもありませんでした。……もちろん魔術や能力スキルというものも存在していませんでした。

 

 フェス君は主様に人族以外の種族が生まれた原因は聞きましたか? おそらくその説明は間違っています。主様が嘘を言ったわけではなく、主様に嘘の報告した人物がいるのです。

 主様からはたぶん……人族が動物などど交尾したからと聞いているかと思いますが、そんな馬鹿な話あるわけありません。できるわけありません。

 事実は、母親の胎内にいる胎児に種族の種を植え付けた者がいます。そのため他種族が生まれることとなりました。

 最初こそ自分の子供ですから可愛がっていましたが、時代を重ねていくうちに…………これ以降は主様の説明通りだと思いますので省きます。

 そして、魔獣や魔物、魔術に能力スキルをこの世界に植え付けたのも同じ人物です。

 これらの全てを仕組んだ人物はもうわかったかと思いますが……一級神ブロエレスフィです。

 ブロエレスフィの狙いは、自分が面白いと思うことをこの世界……星で行うことです。この星をゲーム盤のように扱っているのです。

 情けないことに私の力はブロエレスフィに遠く及びません。ですから裏から邪魔することしかできませんでした。

 ……フェス君と竜耶君を入れ替えたのもそのためです。

 ……詳しいことはわかりませんでしたが、フェス君と竜耶君を利用して何かを企んでいると話を訊いたために行ったことなのです。

 ブロエレスフィがやろうとしていることのすべてを調べられた訳ではありませんが、最終計画ではこの世界の人類の滅亡を望んでいるようなのです。

 ブロエレスフィ自身の力を使えば簡単に滅ぼせるのにしないことが、遊んでいる証拠になるかと思います。

 私はフェス君を殺せないからと言って手を貸すわけにはいきません……が、助言だけさせていただきます。

 魔族と悪魔族には気をつけなさい。 

 勘違いしている人が沢山いますが、魔人族と魔族は別の種族です。

 魔人族は人族に比べて魔力総量が多く寿命も長いですが性格は人族とそれほど変わりません。

 魔族は凶暴で暴力的です。中には理知的な性格の持ち主もいますが、基本暴力的な性格は変わりありません。魔力総量は魔人族より高く寿命は永遠に近いです。

 主様に聞いて知っているかもしれませんが、悪魔族はかつて天使族や神子族と呼ばれ敬われていましたが、神またはそれに近い存在と人たちをあまり近場で生活させる訳にはいかないために新しく作った大陸に閉じ込めたのですが、それは私の失策でした。

 成長するにつれて三級神をも超える自身の魔力を抑える精神力を持ち合わせていなかったために暴れる魔力に精神を抑えることができずに暴力的で残虐的なせいかくになってしまいました。その中に自分たちが暴れるよりも裏で糸を引いて他種族を動かした方が面白いのでは? と考える者が現れ周りもそれに同意しました。それから各大陸で暗躍するようになりました。

 悪魔族を大陸から出せないようにしたので安心しきっていましたが、ブロエレスフィが手を貸し私に気づかれないように外に出られるようになっていました。

 各地で戦争が多発し原因不明の疫病も流行り出しましたが、すべてに悪魔族が関わっていました。

 私が気づいた時にはすべて手遅れでした。

 ……人々に私の声が届かなくなっていました。どうしたものかと考えているとブロエレスフィに攻撃され傷を癒している最中に悪魔族の大陸を破壊し、私がやったことだと主様に報告しました。

 私の神の力は主様によって封印されてしまいましたが、私の後任に決まっていたアマルティアが会いに来た際にすべてを打ち明けました。するとアマルティアでも解くことのできる封印だったために解除してくれました。

 そして、アマルティアに悪魔族のことを忠告してから姿を消しました。……姿を消したと言ってもこの世界に戻り悪魔族の動向を探っていました。しかし、ブロエレスフィの力を借りているのか別の理由かはわかりませんが、一人として探すことはできませんでした。

 のちに分かったことですが、悪魔族は人族と同じ姿に化けることができるようになっていました。姿形だけではなく気配から魔力も変化させるために探すことは困難です。が、一つだけ見分ける方法を発見できました。その方法とは鑑定の能力スキルを成長させることです。そうすると種族名がわかるようになります。

 もしかしたらフェス君はすでに分かるようになっているのかもしれませんけどね。


 五百年前に終わった戦争は悪魔族が裏で糸を引き魔族が他種族を扇動し指揮を執っていました。

 最終的には人族が持ち直し戦争が長引くかと思われましたが、戦争終結の提案が持ち込まれた際に三種族が賛成しました。魔族だけは人族を滅ぼすべきだと主張していましたが。

 しかし、戦争に疲れていた三種族は頑として魔族の提案をのむことはありませんでした。そのため魔族は人族だけではなく他種族をも敵とみなすようになりました。

 ああ! そうそう、数百年前から悪魔族の中に異種が生まれ二分にぶんしているようです。

 今まで通りの性格の持ち主と人として街などに紛れて生活する者たち……悪と中立と私は考えています。どちらにしても善はいないと思い注意してください。

 悪魔族は先ほども書きましたが、三級神の同等か上の魔力総量を持ち寿命はありません。倒すには首を刎ねるしか方法はありません。

 この世界では自分の考えたことの全てではありませんが、ほとんどのことは形にすることができます。と、言ってもすべての行動には魔力を必要としますから限度はあります。

 私の使徒はフェス君に協力することはないかもしれませんが、敵対することもないでしょう……しかし、ブロエレスフィの使徒は敵対してくることでしょう。アマルティアの使徒は現在いないようです。

 使徒と私たち神が直接能力を与えた者のことを言います。フェス君は主様の使徒となります。……使徒と言っても必ず神の言いなりにならなければならない訳ではありませんから自分の意思で行動してください。


 アマルティアもブロエレスフィに煮え湯を飲まされているためにフェス君の敵になることはないとは思いますが一応注意を怠らないようにしてください。

 ブロエレスフィのこれからの行動は分かりませんし、フェス君と竜耶君をどう利用するのかもわからない状況にあります。どう注意したらいいのかも分からない状態ですが、気を付けてくださいとしか私には言えません。…………フェス君を殺そうとしていた私に言う資格はないかも知れませんけどね……。

 主様は世界樹イルミンスールに封印されてしまいました。……本来なら私が行っていたことなのですが……。

 

 すべて中途半端な内容ですが、これ以上詳しく話す訳にはいかないのです。神として、この世界の人々の母としてフェス君一人だけ贔屓するわけには参りませんからね。今まで迷惑かけてきたお詫びと思ってください。

 ……この世界で生きていくフェス君も私の子供です。

 自分の子供を殺そうとしていた私を許してくださいとは言いませんが、最後にこれだけ言わせてください……。

 これから何か起こるかはわかりませんが、危険なこの世界で何物にも負けない力をつけ、愉しく暮らしてくれたらうれしく思います。


 ……一つだけ書き忘れていました。

 フェス君のいる世界と竜耶君の世界は、私……いえ、二級神の能力があれば行き来できるようになっていました。主様は一方通行と思っているようですけど……それもブロエレスフィの報告を受けたからかもしれませんけど。

 それが、フェス君と竜耶君の魂を入れ替えた後から二級神の力では行き来できないようになってしまいました。

 おそらく……いえ、間違いなくブロエレスフィの仕業でしょう。現在では一級神の能力がなければ行き来できないようになっています。

 なぜ、行き来するのに一級神の能力が必要かと教えた理由は、近い将来に分かることになるでしょう。

 

 ティモリアより


 …………本当に僕を殺ろそうとしていた人……神様なの? ……それにしてもこの手紙の内容が本当ならセラ様から聞いた話とかなり違う……。

 セラ様はブロエレスフィの話を訊きティモリアの話を訊いていなかったのか? 

 ……僕を殺そうとしたティモリアの顔は悲しそうだったは覚えている。本心から殺したかった訳じゃなかったのはなんとなく分かるけど…………。


「読み終わったの?」

 読み終わったのに複雑な顔で悩んでいたフェスにアーシャが心配そうに声をかけた。

「はい、読み終わりました」

「なんて書いてあったの?」

「僕を殺そうとしていた理由ですね」

「どんな理由があったの?」

「……理由は言えませんけど……もう狙われることはないようです」

 その言葉で安心をしたのか不安げな顔をしていた三人の顔に笑顔が戻った。


 そう言えば、今何時位なのかな?


「今、何時ですか?」

「さっき、昼になったところよ。昼食食べられる?」

「……そうですね、昼食食べてもう少し寝ます。出発は明日の朝にしましょう」

 フェスは少し気怠かったが食べなければ体力回復を図れないと考えて食べることを伝えた。するとアーシャとマインが頷き昼食の準備をするために部屋を出た。

 昼食の準備ができるまでの間エナは無言でフェスの傍にいた。


 ……自分が思っていた以上に心配させていたんだね……。誰にも負けない力をつけなければ……。


 フェスが強くなることを決心すると昼食の準備が出来たとアーシャが知らせに来た。呼ばれたフェスはエナと一緒に居間に赴き四人で昼食を摂った。


「昼食食べていなかったんですか?」

「ええ、もちろん、ずっと食べていなかった訳じゃないわよ」

「なら良かったです。……そう言えば、何日くらい寝ていたんですか?」

「約四日ね」


 四日も寝ていたのか……回復薬に体力回復と輸血のような効果のある薬を作れないかな? ……薬のことは後で考えるとしてセラ様大丈夫かな……。 


 昼食を摂った後フェスはベッドに横になると翌朝まで眼を覚ますことはなかった。

 

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