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【完結】「君の静寂が愛おしい」殺された記憶を持つ令嬢が沈黙を選んだら、ヤンデレ騎士の最愛になった件  作者: ましろゆきな


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エピローグ:沈黙のあとの、穏やかな朝

 数ヶ月後。

 王都から離れた、海が見える静かな別荘のテラス。

 そこには、かつて「不気味な沈黙の令嬢」と「氷の騎士」と呼ばれた二人の姿があった。


「アルフレート、お茶が入りましたわ」


 エルシアが、鈴の鳴るような澄んだ声で名を呼び、微笑んだ。

 彼女の声は、アルフレートの「感情共鳴」の中で、世界で最も穏やかで美しい旋律として響いている。


「ああ、ありがとう。……今日のエルシアの声は、一段と優しい音がするな」


 アルフレートは、もはや副団長の重圧に苦しむ男ではなかった。彼は公爵家を継ぐことを放棄し(代わりに分家の有能な親族が継ぐことになった)、エルシアと共に静かな人生を歩むことを選んだのだ。


 傍らでは、サーラが満足げに二人の様子を見守っている。彼女もまた、一周目の悪夢から解き放たれ、今は二人の幸せな未来を守るための、最強の味方としてここにいた。


 アルフレートは、エルシアの指先の傷跡――あの夜、剣を掴んだ時にできた消えない跡に、愛おしそうに口付けた。


「……お前に、二度も恋をさせた。……この命、一生をかけてお前に捧げるよ」


「……ええ。私も、二度目の人生で、ようやく貴方を捕まえることができたわ」


 二人は、太陽の光を浴びながら、穏やかに笑い合った。

 かつて絶望の象徴だった沈黙は、今や、言葉を超えて響き合う、深い信頼の静寂へと変わっていた。


 二人の物語は、ここから。

 書き直された運命の頁は、まだ真っ白なまま、幸福な未来へと続いていく。


(完)

無事に完結を迎えました!最後まで読んでくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

ヤンデレ騎士様の愛、いかがでしたでしょうか?


【完結祝のポイント募集!】

完結を記念して、皆様からの評価(★)をお待ちしております!

下部の【☆☆☆☆☆】をポチッとしていただけると、作者が泣いて喜び、明日からの新作執筆のガソリンになります。


さて、明日からは4月の新作ラッシュが開幕します!


4/6(月) 7:00『囮』

4/7(火) 7:00『0.1秒』

4/9(木) 22:40『記憶喪失の騎士』


この勢いのまま、さらに濃密な「執着と溺愛」をお届けします。

活動報告にて予告を公開中ですので、ぜひお越しください!

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