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&564

 ククール神はこの宇宙にも人にもあんまり興味なさそうに思える。彼女の興味は一つだけ。そう占いだ。だから実際、そんな感動できるというか? 他の人に共感できるような感覚ってないんだよね。でもそこは私。

 私が今ククール神をサポートしてるからこそ、彼女の力は最大限に……いや最大限を超えた天元を突破してる状態にまでなってる。だからこそ残ってる全宇宙へと、そして全生命へと彼女が届いてるんだ。

 そして私が共感性を示してあげてるおかけで、彼女のある意味で高潔なその心に、皆が感動してる。本当は引くくらいな占い狂なんだが、その思いをこの宇宙への想い……へと変換して伝えることで、ククール神に対してさらに印象をよくしてるというか? 

 だってそもそもがククール神は評判的には問題なんてなかった。今戦ってるカサノヴァよりもよっぽどね。どっちが強い神なのか? と問われればもちろん全員がカサノヴァをそういうと思うが、でも人徳? いや神徳があるのはどう考えてもククール神だ。

 それもこれもククール神は占いによってたくさんの神の相談を解決してたからだ。それをたいていの奴は善意と思ってる。なんていい神なんだろうって皆がおもってる。

 でもその心は……「占い出来てラッキー」――なんだよね。でもそれは伝えなくていい。もっともっと高潔で、そしてこの宇宙を本気で思うからこその行動……そう思わせる。それに……宇宙に溶けたククール神のおかげで、本当ならまったくもってて違う今の私の力……新生宇宙の力もなんと……なんとも簡単にすべての存在に仕込むことができたっていうね。

 だってまったく違う力だからね。そのまま流し込むだけでは、それを肉体が……いや肉体だけじゃなく、魂が受け入れることはできない。つまりは毒だ。私の新生宇宙の力は普通は毒になる。前は私はハイブリッドだったわけだけど、今やもう私の宇宙もなくなったからね。

 今の私には現宇宙に適応してる力はない。神や竜たちはまだ耐えられるが、普通の魂はそれこそ……ね。でもそれもこのククール神の同化? に合わせればどうにかなった。


「さあ、皆……この宇宙の為に捧げましょう」

「「「「「この宇宙の為に……」」」」」


 この場に残ってる神たち、それに竜達、それに今この場にいないが、残ってる宇宙の生命たち……それがきっと捧げだしただろう。その魂を。そしてその行先は……もちろんカサノヴァである。これでどうにかこうにかメイクを完成させてほしいものである。

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