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あなたの負けよ  作者: 早乙女香菜
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どうしてあいつが、、、!(妹視点)

妹のガブリエルは少しは常識があるんですよね。

物心ついた時から、私はみんなから愛されていた。

何をやっても「大丈夫だよ」、とか「かわいいから」、と言って許されてきた。

そのとき気付いた、私はかわいいから何をやっても許されるんだって。

好きなことは何でもできた。お父様に少しねだれば高い物でも買ってもらえる。


でもね、ある日お姉さまが私にはむかってきたの。

私はお姉さまよりも何倍もかわいいのに。しかも、「ブローチをちょうだい。」といっただけなのに。


でもね、お父様がすぐに「お姉さんなんだから我慢しなさい。」っていっててくれて。やっぱりかわいいと何でもやっていいのよ。


それからは何をしても怒られなかった。でもね、12の時ぐらいからお姉さまはみるみるみすぼらしくなって、宝石もつけづに使用人のような服をきて、あまりおもしろくなくなってきたの。


お姉さまをいじるのが楽しかったのに、残念だった。


そして、14になったとき、お母様がわたしに会わなくなったの。正確に言えば、話しかけても塩対応だし、やることに口を出してきたの。私はかわいいのに。それに、お姉さまの味方をするのよ。本当に嫌だ。


15のとき、社交界デビューして、パーティーを肌で感じた。

パーティーはとても楽しいのよ。パーティーでもみんなお嬢様はとてもかわいらしい、とか、私もこんな顔に生まれたかった、ってみんな私をかわいいと思って、崇拝しているのよ。

私が着たドレスは流行するし、私の言葉で社交界の情勢がひっくり返る、私の可愛さは社交界でも通じた。


でもね、3か月もするとつまらなくなってきたの。

みんなかわいいとしか言わない、つまらないわ。

たまに、ねたんできて嫌味を言ってくる人もいるけど、男の人が守ってくれるから、つまらない。

そこでね、思いついたのよ、お姉さまは社交界に出てこないのだから、悪いうわさを流してもばれないんじゃないかって。

思いついたときひやひやしたわ。さすがにこんなことをするとお父様でも怒るんじゃないかって。

家の評判を落としたらだめだとおもったのよね。

でも、とても楽しそうだった。やってしまったのよ。


それはとても楽しかった。あることないこと言って、被害者ヅラすることはね。


みーんなかわいそうだ。って言ってくれるんだもの。


そこでね、一つの出会いもあったのよ。


お姉さまの婚約者の、アース様。あの噂を流した時に、「俺の婚約者がこんなことをするなんて、、、」って言って、嘘を信じたのよ。


嘘をこんなに信じるなんて馬鹿だなぁとも思ったのよ。でもね、それ以上にアース様はかっこよかった。

一目ぼれよ。

そこからはアース様に頑張ってアプローチしたの。そしたら、僕と婚約しようって言ってくれてね。


もう本当にうれしかった。世界が一変したわ。


でもね、それも長くは続かなかったの。

お姉さまが皇太子殿下と会っていたのよ。


お店でアース様がエスコートを断る。って言いに行ったとき、皇太子殿下がいたの。


私の心は完全に皇太子殿下に持っていかれちゃった。

アース様よりかっこよかった。

パーティーではあまり見たことがなかったから、余計にね。


だから皇宮からの馬車が来た時は驚いたわ。もしかして皇太子殿下が!?って。

でもねお姉さまだった。


なんでかわからないのよなんであんなにみすぼらしいお姉さまが招待されたのか。


はやく目を覚ましてよね。皇太子殿下。

読んでいただきありがとうございます。

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