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罪過を綴る  作者: asahi
中学生編。

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両親に愛される。

初投稿です!


頑張りました!


本作には、家庭内での暴言や精神的に追い詰められる場面、性暴力による被害など、つらい描写が含まれます。


苦手な方はご注意ください。


「なんでこんな簡単な問題も分からないのか!」


怒声が部屋中に響き渡る。


パパの怒号に怯え「ごめんなさい.....」と絞り出すように声を出す事しかできない。


今ので「3問」間違えてしまった。


何度も解き直した漢字問題。パパから言われた漢字を黒板に書くだけの簡単なこと。でも、いざテストになると頭が真っ白になって何も思い浮かばない。


「小学校三年生の勉強で躓くなんて、このポンコツが」


「なんのために、黒板まで買ってやったと思ってる。お前が先生になりたいって言ったからだろ?パパはお前のためを思って言っているんだぞ?」


「もう先生になんかなりたく.....」


「あ?誰の金で買ってやったと思ってる?」


「碌に勉強せずにゲームばかりしてるから、頭がおかしくなったんじゃないか。」


「ごめんなさ......」


「いいんだよ、大好きなゲームだけずっとやっていれば。ほら!」


そう言ってパパは僕の額を目掛けてゲーム機を投げつける。


僕は床に落ちたそれを拾い上げて、静かに二階に上がる。


僕の次に責められるのはママだ。


パパとママの口論が始まった。


「塾に何十万も使ってもまったく成績が伸びない。ママの教育に問題があるんじゃないか?」


「違うわよ!」


母が声にならない声で咽び泣く。


「あの子にはきっと障害があるのよ.....。そうじゃなきゃ、こんなにできないはずないもの」


僕は布団の中に包まってパパとママの声が聞こえないように耳を覆う。


暗い部屋の中でゲーム機の光だけが、僕を照らし、涙で光が反射してなにも見えなくなる。


「ごめんなさい。ごめんなさい。」


「パパの子供なのにごめんなさい。」

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

作品の感想やご意見、気になった点などがありましたら、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。一つひとつ大切に読ませていただきます。

本作は全五話前後での完結を予定しています。最後までお付き合いいただけたら幸いです。

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