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無能勇者の烙印  作者: 汐倉ナツキ
第二章

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レアーレの願い⑤/覚醒



 レアーレの神の贈物(ギフト)には再生能力がある。だが、魂の抜けた死体は生き返らない。

 ギリギリであれば『再生』は可能だ。

 しかし、レアーレは真昼に神の贈物(ギフト)を掛けられ自害し、絶命した。


 初めて神の贈物(ギフト)を使ってから、レアーレは数え切れないほど神の贈物(ギフト)を行使していた。

 その甲斐あってか、レアーレの神の贈物(ギフト)は成長した。


 その成長の成果はまず、直接レアーレが対象に触れずとも、神の贈物(ギフト)で作ったゾンビを媒介にネズミ算式でゾンビを増やせるようになった。


 そして『再生』のスピードが速くなった。

 けど、真昼の『神の御言(ヒプノシス)』の影響で、いくらスピードが速くなろうとも絶命するまでレアーレ本人の意思は介在せず、『再生』する事無く死ぬまでに到った。




 だが、死後肉体を抜ける前の魂に宿った無念の感情が神の贈物(ギフト)に呼応した。




「なんだ……この存在感は……?」


 真昼は死んだはずの男から発せられる圧力に眉を顰める。

 神の贈物(ギフト)保有者の死後はこんなものか? と呑気な事を考えてみるが、どうもそんな感じでもない。


 いや、真昼は今まさに身体を突き抜けてくる威圧感に覚えがある。

 あの時、あいつと対峙した時のシンクレシオ・アレイアードの発するオーラにそっくりなのだ。


 神の贈物(ギフト)……神の贈物(ギフト)、か。


 今思い返せばシンクレシオのステータスにも神の贈物(ギフト)の記載があったな。

 当時はそれがよく分からなくてスルーしてたが、カルメロルツの本丸を攻め入る時は気を付けなければいけないだろう。

 ルーシェルの専任騎士に。


 真昼は思考を目の前に戻して鑑定眼を使い、男……レアーレ・バルトラードを解析する。


「───は?」


 レアーレは生きていた。

 先程まで確かに死んでいたはずなのに。

 だとすると黄泉帰りか?

 神の贈物(ギフト)の系統的に有り得なくも無いが、あくまでも『再生』が本懐。

 蘇りや黄泉帰り、そんな能力では無いはず。


「能力値が高い奴とは別の意味で厄介だな……神の贈物(ギフト)所有者というのは」

「死の淵に至り、ようやく理解出来た……」

「……っ!」


 ボソボソと呟くレアーレに真昼は目を細くする。





「真なる『再生』とは、それ即ち───魂の具現ッ!!」





 レアーレは立ち上がり、首に付いた血を撫で払った。

 完全にして万全。

 完璧に肉体の『再生』が完了し、レアーレは復活を果たした。

 真昼は内心で面倒だとぼやきながら舌打ちする。


 レアーレに対して神の贈物(ギフト)を使ってしまった為、真昼はもうレアーレに神の贈物(ギフト)を使えなくなっている。

 ならばレアーレ以外を操り、目の前の危険物を除去しなければならない。この世から。


 当初の目的は死体四つの確保とついでに首謀者への報復。

 最初からレアーレを支配下に置けばよかったと後悔するが、後の祭りだ。


「まじで……神の贈物(ギフト)ってのは一体何なんだ……っ?」


 真昼はレアーレのステータスに記載されていた神の贈物(ギフト)再生させる神掌(リプロダクション)』が変質したのを今まさに目の当たりにした。


 変質した先の名を───『蘇生させる神掌(レスレツィオーネ)』。


 能力は『再生』に加え、『蘇生』が付与された。

 その名の通り死者蘇生が可能な異次元の能力。

 この能力でレアーレは生き返ったのだろう。


「解る……あの時のように感覚で解るぞ! 新たな能力の使い方が!」


 レアーレは恍惚の表情を晒し、ワインの入ったグラスをすくい上げるように持ち上げた。


神の贈物(ギフト)というのは使い続けると能力が成長し、使いやすくなったり能力が拡張されたりする。それはここ一〇年ほどの月日が証明している。さらなる試練を乗り越えるとどうやら神の贈物(ギフト)は進化する。いや、覚醒すると言うべきか」


 ……覚醒?

 こいつの言ってる事は何となく分かるが分かりたくねぇ。

 詰まるところ死を経験する事が強化フラグを立てる鍵だったって事でしょ?


 紛う事無き初見殺しやんけ。

 しかも無限湧きっぽい感じだし。

 チートやチーターやそんなん!


「そして君の魂を知覚したぞ、少年」

「……だったら、どうなるんだ?」

「肉体という魂を内包するブラックボックスの中を見れる。つまりは、魂の発する情報を読み取れるという訳だ」


 いや、何がどういう理屈でそうなる……?

 真昼は相変わらず神の贈物(ギフト)って意味分かんねぇと半笑いする。


「君の魂は酷く歪だ」


 魂がどうとか言われてもよく分からないがひっでぇ言われよう。


「凡俗な魂に紅い何かが同化しかけている。小規模だが上部に欠陥している部分もある。何をどうしたらそんな風に……」

「さっきから何を言ってるのかよく分からないが───お前は俺を殺すか?」


 真昼の一言にレアーレは失笑する。


「君が私を殺したんだろう? なら、私に殺される覚悟はしているはずだ」

「はあ? 先に手を出してきたのはお前だ。お前は俺の仲間を四人も殺した」


 レアーレは「あの一団の人間だったか」と納得する。


「お前は殺されるだけの事をした。だから先に命を奪ったお前が報復で命を奪われた。これで話は終わりだ。ここからお前が俺に危害を加えるなら、お前はまた加害者に成り下がるだけだ。被害者面してんじゃねぇよ酒カスが」


 レアーレは「酒、カス……!?」と微妙な顔を晒す。


「……しかしなるほど、一理ある。確かに被害者が報復した時点で因縁は無くなるべきか」

「なんだ? アルコールまみれの脳みその割には随分と物分かりがいいじゃないか」

「君は……随分と口が悪いな」

「いつもは礼儀正しくて優しい子なんです。今は環境の変化とかで生じたストレスのせいで少し捻くれちゃってて……本当は優しい子なんです」

「それは当人が言うセリフじゃあ無いだろう……それにその酷い棒読みはなんだ……」


 真昼のトンチンカンな言葉に呆れた表情を浮かべるレアーレだったが、すぐに表情を戻してワイングラスを掲げる。


「これを見たまえ」

「酒…………カスか。やっぱりお前は」

「それはもういい……よく見たまえ」

「葡萄の果実、か? 発酵してたのを元に戻した。『再生』ってそんな事まで出来るのか。便利だな」


 レアーレが掲げたワイングラスに入っていた葡萄の果実酒はグジュグジュと音を立てて発酵する前の果実に戻っていた。


「実に瑞々しいだろう。覚醒前まではよくて腐った果実になる程度だった。だから、これならアリアリーゼを……」


 アリアリーゼ。

 その人はレアーレの大切な人なのだろう事は予想に難くない。

 となると、レアーレの願いはアリアリーゼとやらの蘇生か。


「およそ一〇年振りの再会だ……」


 レアーレの表情から察するに愛しさと切なさとあと何かが心の中で渦巻いてる感じだが、ひょっとしてアリアリーゼは奥さんか?

 いや、そもそもの疑問はそこじゃなくてだな。


「野暮な質問だけど、お前の神の贈物(ギフト)の『蘇生』って肉体から離れた魂を呼び戻すものなのか? それとも肉体に宿っていた魂を複製するものなのか?」

「…………………………なに?」

「ふと疑問に思っただけだ。まあ、神の贈物(ギフト)の不思議パワーで『蘇生』の過程が省かれてるなら、そういう結論でもギリ納得は出来るけど」


 レアーレは呆気に取られた顔をする。


「……能力が結果をもたらすまでの過程?」


 レアーレは「魂の、複製……?」と呟き、顔を青くした。


「私の神の贈物(ギフト)で生き返ったアリアリーゼは……本当に私の知るアリアリーゼなのか……? 本当に私の知るアリアリーゼだとして、今の私にそんなアリアリーゼを受け入れる事が出来るのか……?」


 なんか勝手にドツボに嵌ってる。

 まあ確かに当事者からすると重要な問題だよね。

 心持ちの問題でもあるけど。

 魂の在りし場所とか在り方とか、そんなのはもはや精神的な話だろう。

 俺は別に蘇るなら本人として扱えばいいじゃん派。


 心身共に変わってないならそれは紛れも無く本人でしょ。

 違うって思うのは当人の心の問題だね。


 え? お前が余計な事言ったんだろって?

 こんな修羅の世界でも発言の自由くらいは許してほしいね。

 威圧感増し増しの癖してレアーレが話し掛けやすい雰囲気を醸し出してるのが悪い。

 話し掛けにくかったらそもそも喋るとしても煽って終わりだし。


 ひとえにレアーレの人徳の為せる技だね。

 初対面なのに凄いね。


「君が……君が余計な事を口走ったから、考え方を弄られた。私の脳みそがおかしくなってしまった……結果さえ良ければ過程なんて、関係無いはずなのに……」


 人のせいにするとか最低かこいつ(ブーメラン)。

 まあ、人を殺せる時点で最低なのは変わらないけど……(特大ブーメラン)。


「少年……君は私を害した責任を取り───疾く死にたまえッ!」

「知るかボケ! 死ぬのはお前だ酒カスがぁっ!」


 鈍い地鳴りのような音が洋館に響き渡る。

 鑑定眼で確認すると、どうやら庭園にいたグールが洋館に押し寄せてきたらしい。

 まるでハザード。

 それらは雪崩のようでもあり、津波のようでもある。


 ただ一点───速度を除けば、だが。


「疾くとか言っときながら結局はノロマなグール任せか?」

「グール? 違うな。私が操るはゾンビ。魔物では無い。そして伝えておこう。私のゾンビ兵は───世界最強だ!」

「そうか。そりゃよかったな。じゃあこうするとしよう」


 真昼は目隠しを外し、ペロリと舐めて乾燥気味な唇を湿らす。

 そして鞘から細剣を引き抜き、特に構える事も無く脱力する。


「六脚類への命令は次の段階へ。その他の虫は木々と共にグール……いや、ゾンビの足止めをしろ。あとは……」

「な、なんだその力は……っ!?」


 飛行が可能な虫が隠れていたのか天井裏から、物陰から、廊下から羽音を響かせ真昼の周りを旋回した。

 真昼を中心に三層もの天然バリケードが構築された。


「人間が虫物を操るなんて……そんな技能、あるはずが無い!」


 さらに異変を感じ取ったレアーレは窓から見える外の光景に絶句した。

 植物。

 鉄柵の周りに生えている木々、そして鉄柵の中に生えている木々が枝を伸ばしてゾンビを突き刺し、堅牢な拘束を始めたからだ。


 木々の枝は洋館にも入り込んでいた。

 おそらく……いや、確実に洋館に侵入したゾンビをも捕らえている。

 自身の持つ最強の手札が全て奪われてしまった。


 イリオス王国を攻め滅ぼす戦力の一端が、全て。


 レアーレは冷や汗を流す。

 武器は護身用のナイフのみ。

 剣と勝負するには長さが足りない。

 そして何よりも、目の前に佇む少年から発せられる存在感が時を追う毎に増しているのを知覚する。


 魂に変化は無い。

 変化しているのは肉体───ステータスの方だ。


「だが、それがどんな手品を使ってるかは知らないが無駄だ! 例え何を弄そうと! 私は死なない! 私は人類が忌避すべき死すらも超越したんだ! 私が死ぬのは、憎きイリオス王国を滅亡させた後だけだ! そうと決まっているんだ!」

「そうか。そりゃよかったな。じゃあ今度こそお前は───死ね」


 真昼は緩慢な動きで指を差した。

 虚勢を張って己を鼓舞するレアーレに向けて。

 するとモゾモゾと地を這う音が二人の鼓膜を刺激する。


 レアーレは「今度はなんだ!?」と混乱するが、真昼は不愉快な音に顔を顰めるだけに留まる。

 音が増える。


 モゾモゾ。

 カサカサ。

 ギシギシ。


 それら擬音を聞くに堪えないとついに真昼は口を曲げるが、ついに音の正体を目の当たりにしたレアーレは毛が逆立つほどの怖気を抱いた。


「これはワーム型の多足類に、幼虫のような姿の奇形な成虫……他にも……」

「こいつらキモイよな。ただでさえ虫ってだけでキモイのに、姿形が予想を超えたキモさで正直視界にすら入れたくない。だけどお前の態度はこいつらが可哀想だろ。この世界が作り出した生命だぞ───お前の仲間だ。嫌がってやるなよ」

「おかしな事を言うな! 私を虫畜生と並べるなど───グワッ!?」


 天井にへばりついていた虫がレアーレの首元に飛びついた。

 蜘蛛のような見た目で腹が口のようにかっ開いてる虫だ。普通にキモイ。

 レアーレは飛び付いてきた虫を無理矢理引き剥がすが、首元から血が流れている。

 顎をギチギチと鳴らすその虫にどうやら噛まれていたみたいだ。


「この生き物らはカルメロルツの固有種だ。ギルナクスにも似たような魔物はいるが、イリオスには存在しない! クソ!」


 汚い言葉を使いながら引き剥がした虫をブチュッと握り潰した。

 しかし一息吐く間も無くワーム型の虫が群れを為してレアーレの足にへばりつき、群がっていく。


「クソッ! 私に虫物をけしかけて来るとは……ッ! 一体どんな力を!」

「そりゃ神の贈物(ギフト)でしょ」

「なん……だと……!?」


 もたらされた情報に驚いた容貌を見せるレアーレだったが、同時に納得した。

 可能性としては有り得たが、神の贈物(ギフト)を発現する者は著しく少ない。

 だから無意識でその可能性を排除していた。


 いや、ひょっとすると優越感がそうした判断を下したのかもしれない。

 神の贈物(ギフト)を獲た存在としての優位性。

 既存の常識に囚われない破格の力。

 けど、目の前の少年を前に今やその力はオンリーワンでは無くなってしまった。


「その様子を見るに、どうやらお前の神の贈物(ギフト)は人間、またはそれに類する存在限定を対象にしか使えないみたいだな」


 そうでなければ片っ端から虫物を支配下に置いて反撃を仕掛けてきたはずだ。

 そうしなかったという事はつまり、そういう事である。


「今お前の足にへばりついてるワーム型のヤツは脚に毒を持っていて、獲物を逃がさない為に群れで狩りをするらしい」


 ぞわりと身体中に寒気が広がり、レアーレの口角がヒクつくが、弱味を見せる訳にはいかない。

 それは死ななければいくらでも再起出来るが故の精神力である。


「む、無駄だ! 毒でもどんな手を使っても私は死なない!」

「毒は致死毒では無く、麻痺毒を使うみたいだ。その麻痺毒はきったねぇ尻穴みたいな見た目の口に隠してる牙にも仕込まれている。普段は臆病な性格をしていて人目に付かない地中を好んで隠れ住むが、飢餓状態になるとその限りでは無く、非常に攻撃的になる」

「ぐぁあああっ!?」


 レアーレの足にへばりついたワーム型の虫が一斉に足をべちゃぐちゃと捕食を始めた。

 肉の一片も残さないと言わんばかりの食い意地。

 飲み込んでるのか芋虫のような胴体が捕食前より激しく脈打ってる。マジでキモい。


「動きまくってエネルギー枯渇したらそりゃ腹減るよね。実は俺も動きまくって腹が減ってるんだ。流石にグロ見てるから食欲は湧かないけど」

「がぁああああっ!?」

「……訊いてないね。まあ、無理も無い。麻痺毒っていっても痛みはそのままだからね。バリボリ食べられて痛そうだししょうがないね」


 真昼は「うんうん」と頷く。

 不死身の相手を殺す為にはどのような手段を取るべきか。

 少し考えたが、やはり本人に死にたいと思わせる事が近道だと考えた。


 少なくとも俺がこんな目に遭わされたら自害するよ。

 当たり前じゃん。

 虫っていうか、珍生物っていうか……。

 こんなキモイのに襲われたら血の気が引いてゾワゾワするし死にたくもなる。


 今レアーレと立ち位置を入れ替えられたら恥も外聞も無くわんわん泣き喚くね。がはは。


「くっ、クソがぁあああああッ!!」


 レアーレは麻痺した足から強引に腕を振り、ワーム型の虫を払い落とした。火事場の馬鹿力かな?

 そして筋肉や骨が露出するほど欠損した足を秒で『再生』して元通りにした。

 ただ、体力までは流石に手が回ってないのか激しく息を切らしている。


「私はこんなところで死ねない……死んではいけないんだ!」

「いや死んどけよ」

「少年、取引しよう。この場で私の命を見逃してくれれば服従しよう。少年が望めば『蘇生』だって思うがままだ。少年には、蘇らせたい人はいないのか……?」


 一瞬、カルディッシュの北の都で死んだ幼子が脳裏を過ぎったが、過ぎらせるだけに留めた。俺の都合で地獄に引き戻すのも気が引ける。

 あの子の人生はまだまだこれからだっただろうが、もしも天国があればそこで平和に暮らしててくれ。地獄で長生きするよりかはマシなはず。


「命乞いする奴は大抵裏切るまでがセットだろ? 今がどうあれ喉元過ぎた馬鹿は同じ事を繰り返す。お前はそういった学習能力が無さそうだから申請は棄却」

「な……に……」

「そもそも危険なんだよ。お前は。触れただけで殺せる。触れただけで死体を支配出来る。その死体が触れるだけで殺せる。その死体が触れるだけで死体を支配出来る。ほら、殺さなきゃ駄目だろ? こんな危険な奴はさ。だから───大人しく死んどけよ」


 真昼の冷たい瞳に自身を本気で殺そうとしている事を改めて自覚したレアーレは瞳孔が開き、眉間に皺を寄せ目を見開く。

 そして新しく生え揃った足に力を入れ、力任せに走った。

 逃走の為では無い。

 目の前の障害を排除する為に走ったのだ。


「うわぁあああああああああ!!」

「最後の手段がそれか。悪足掻きにしては随分とお粗末だな」


 摺り足。極限まで無駄を削ぎ落とした動作。

 真昼はレアーレの隣を静かに通り過ぎると共にその胴体を───斬った。


「ちなみに言っとくけど、今の俺のレベルは四〇……後半。冒険者ランク的に言うならランクCだ。ランクDの底辺層がタイマンで勝てる訳が無いだろ」


 レベルを言い淀んだのはレベルがまだ上がり続けてるからだが、そこまで言う義理は無いから言わないでおく。

 綺麗な抜き胴を決めた真昼は残心した後、手っ取り早くとどめを刺そうと剣を頭に突き刺そうと剣を構える。


「あの世で眠れ。そして二度と立ち上がるな」



虫嫌いなりに頑張って描写してみたが、どうだろう? 気持ち悪いか、これ。

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