1話 ゆうすけ 25歳 俺はニートじゃない!!!ライトノベル作家になる
できるだけ更新するようにいたします。
ライトノベルは日本のサブカルチャーの中で生まれた小説のカテゴリの一つ。英単語のLightとNovelを組み合わせた和製英語であるが、現在では英語圏などでも日本の小説ジャンルを指す単語として使用されている。略語としてはラノベ、ライノベ。稀にではあるが、軽文学や軽小説と表記される場合もある
プロローグ
「バゴン」と後からとてつもない音がした。小説家を目指している俺にしては本当につたない表現だが、
まさか現実にドアが蹴り飛ばされ、こっちに飛んでくるなんて思わなかったから、こんな表現で勘弁してほしい。
振り向くと長い黒髪の女が言う
「あんたが木崎勇輔?私に依頼した」
1.ゆうすけ 25歳 俺はニートじゃない!!!ライトノベル作家になる
俺が応募している五十鈴社のライトノベルの応募総数が、5000を超えたらしい。
くそっ、俺はもう何年も前から、やっているのに。この不景気で希望の無い世の中で仕事や夢がなくなり、巷の当たっているライトノベルを読んで「これなら俺もできそう」と勘違いしたDQN共のせいだ。
一言言おう。俺はお前らなんかとは違う。俺はもう高校のときから構想を練り続け、大学時代からライトノベルを書き始めたのだ。一度は、ライトノベル新人賞の最終候補まで残ったことがあるんだ。
だが、審査員が選んだのは、訳の分からない高校生がひたすらモテまくって、ハーレムな高校生活を送るといういかにも萌え好きなDQNに受けそうな『LOVELYチャイ』とかいう訳の分からない作品だ。しまった。訳の分からないを
2度使ってしまった。俺としたことが…。
最終候補に選ばれてから早5年がたってしまい、最近では2次選考の段階で落とされてしまうザマだ。
俺は、もう25歳になる。一応、親の目もあったりするから、仕事を続けながらライトノベルを書こうと思い新卒の22歳の時にZETエンターテイメントという会社に就職した。しかし、入った会社がいわゆるブラック企業っていう奴だ。研修もほぼ無く、ひたすら新しい会社に『イーネットワークソリューションZET-5』とかいう商品をひたすらセールスする仕事をやらされた。冗談じゃない!!!俺はZETがアニメ配信会社だから入ったのだ。なのになんで、ネットワークのソリューションの新規営業とかいう訳の分からない事をやらされなきゃならないのだ。
しかも永遠に毎日100件も訪問しても「いらない」「もう二度とくるな」「くたばれ」など散々断られ続ける仕事だ。ほとんど、休みもなくサビ残ばかりで、俺の大切なライトノベルを書くための時間は全くなくなってしまい、
俺は、こんなつまらない仕事のためにがんばっているのではない、夢を叶えるために生きているんだと言う事に
気がつき、部長に辞表を叩きつけてやって辞めてやった。さすがにそのときはスカッときたもんだ。
そこから俺は、親には一応公務員になるといって猶予をもらい、ひたすらライトノベルを書き続け応募する日々を
送った。だが、一応親の手前公務員になるといってあるし、俺としても公務員みたいな暇な仕事であれば俺の好きなライトノベルを書き続けることができる。いわゆる一石二鳥のアイデアだと思い、公務員試験を受け続けている。
だから一言言おう。
俺はNEETじゃない!!!!!!!!!!!
必死で努力しているんだ!!!
いつか結果が出るはずだ!!!
しかし、両方とも結果が出ず、2年がたってしまった…。そんな秋のことだ。




