剣豪出現
「あなたたちが外からの侵入者か?」
「いかにも、命は助けてやるからここから出ていってくれないかのう」
「断る。・・・白玉楼もお嬢様にも危害を加える奴は許しておけん。・・・妖怪が鍛えたこの楼観剣に斬れぬものなど、あんまり無い!」
「河上以蔵・・・の剣術に斬れぬものなぞない」
二人の剣士が刀での斬りあいの戦闘になった。体勢としては妖夢の方が有利、上段にいる妖夢は重力や自重を武器にのせることもできるが、下段にいる以蔵にはその二つが敵に回るのだ。しかし妖夢は押されていた。
「はぁぁぁ」
滑るかのようにして妖夢の刀が受け流されていた。それもいともたやすく、そして圧倒的なスピードと、力で反撃をしてきた。これには妖夢は受け止めるだけでせいいっぱいだったが、このとき剣筋も姿も似ていないが自分の祖父を何故か思い浮かべた。そう。圧倒的格上なのだ。
「幻想郷で唯一の剣術化もこの程度か!」
彼は失望していた。この程度かと
「死ね」
あと一歩のところで
「この敵は妖夢にはまだ早いわ」
死の蝶をまき散らしながらやってきた。
「まるで、妖忌だね死を切るだなんて」
「ふん、斬れないものなんぞない」
「そういったところもそっくりだけど少し違うわね、あなたは少し戦いを求めすぎている殺そう」
「亡霊は何度も斬ったが、お前ほどの亡霊はたぶんそういないだろうなぁ」
死の蝶を振りかざす。幽々子、一見きれいだが油断するとそれに引き込まれた人は死に誘う。
河上以蔵はそれに対して、全て殺していた。
「はっ」刀を円形に振り回し、突き刺した。
何とあろうことか幽々子様の元に一瞬に移動した。無駄なところで斬ったと思えば、こんなこともするとは距離も斬れるのか?
いや?距離?距離ならば幽々子様はもう死んでいるはず。咲夜さんみたいな時間停止を剣技で再現したのか?そうだとしても恐ろしいが
「あら?時も斬れるようね、でも時止めする人とは戦ったことあるのよ」
刀が幽々子様の元に出てきた。あれも名刀だ
「刀に、死の蝶、そして天成のカン、厄介すぎる、」
「隊長、紫と式神たちに我が隊が蹂躙されています。勝てるわけがありません。」
「強い奴と戦いたくてこの組織に入ったんだよなー、弱い者いじめしたくてこの組織に入ったわけじゃないよなー、強い奴は周りにいるぞ、ほら喜べよ、これがお前の喜んだ世界だ」
「そんな」
「逃げようとするも、川上以蔵に斬られる」
「じゃあね、こいつら美学に反することしたから」
「美学?」
「強い奴と戦いと言って、弱い者いじめばかりしている奴見ててどう思う。あいつの前の隊長はそれこそつよいものとも勇敢に戦ったけどそいつらはダメだったから捨て駒だったわけ、そこの半人前の剣士、次は半分期待しているよ」
上段の構えをして斬ってどっかいった。
「幽々子敵の隊長は?」
「逃げたわ、でもありがとう紫、彼とてつもなく強いわ、時を剣技で止めたり空間すら斬れるみたい」
「妖忌クラスかそれ以上と考えてもいいわね」
それを聞いたとき私は安心した。あの人のプレッシャーに疲れたのか眠った。
「あらあら、眠っちゃって」




