Cheese9〜運命の別れ道〜
玲に誘われて行ったコーヒーカフェ。
そこには自称大学生の山田 拓さんという人が働いていた。
そして同じ美化委員の野高先輩もバイトで働いていることを知った。
いろいろあった出来事のなかで1番忘れてはならないことが、Cheese同好会に正式入部してしまったことだった………。
次の日の朝は何事もなかったかのように、穏やかにやってきた。
高橋先生「みんな〜!おはよう!!」
龍「テンション高…。マジうぜぇ」
高橋先生「それでは〜朝のHRを始めるぞ〜〜!」
華(す、鈴木くんの暴言を流した…。今日の高橋先生、おかしい……)
「♪♪♪♪♪♪♪♪」
華(相変わらず鈴木くんは大音量で音楽聴いてるなぁ…)
いつもと変わりない朝の訪れ……かと思ったのに…………………
高橋先生「……以上でHRを終了する!あ、美化委員はちょっと前に来て〜」
池本「……は?」
華「……なぜ?」
高橋先生に呼ばれてしぶしぶ前に行った…。どうやら美化委員会の朝の当番の説明があるらしく、昇降口付近の花壇に集合とのことだった……。
高橋先生「美化委員は朝と放課後に花壇の水やり当番があるから忘れずにやってくれよ〜?」
池本「朝……ってことは当番の日は早く学校に行かないといけないってことですか?」
高橋先生「まぁ、そうなるだろう」
華「ひぇ〜〜!!朝起きられるかなぁ…」
池本「立川さん、頼むから遅刻だけはしないでください…。」
華「……努力する!」
高橋先生、池本くんと共に昇降口に着くとそこには……………
薄井「ああーー!?花子発見♪グット・モーニング☆」
池本(発音悪っ!?)
華(できることなら会いたくなかった…)
野高「あ…、おはよう。立川さん」
華「野高先輩!おはようございます!」
薄井「なんで僕には挨拶しないんだ!?花子ーーー!?」
池本(花子って誰!?立川さんのこと?)
高橋先生「あれ…?三年生は……??」
薄井「誰も来てませ〜ん」
高橋先生「……はは、一応呼びかけたんだけどなぁ……」
池本(いいのか…!?そんなんで本当にいいのかっ!?)
三年生が来ることを諦めた高橋先生は当番について説明を始めた………。
高橋先生「…と、いうわけで当番はクラスごとでやってもらうからな〜!」
薄井「何を勝手に決めてるんだ?先生」
高橋先生「……いや、校長が決めてることだからね…?」
薄井「僕は委員長としてクラスごとにやることを反対する!!」
野高「勝手なこといってるのは薄井……お前だろっ!?」
薄井「いいツッコミだ…。メダカくん!成長したね!!」
野高「それ、褒めてないよな……?」
薄井「…と、いうわけでくじ引きで誰と当番をやるか決めようじゃないかっ♪」
華(勝手すぎるーーー!?)
高橋先生「クラスごとにやればいいことだろ!?なんでそんな面倒くさいことするんだ!?」
池本(高橋先生……、そこで怒鳴るならこの場にいない三年生を怒鳴るべきだっ…)
薄井「この箱に12色の色がついた紙が入っている!同じ色を引いた者同士がペアとなり、そして当番を一緒にやる…ということだ」
野高「12色…?まてよ……?三年生も入れたら18色になるんじゃ…」
華「あぁ!!そうですよね!数が足りませんよ!」
池本「……確かに」
薄井「馬鹿なことをいうね?君達。三年生は始めから数に入れてない。常識だ」
池本(この人、三年生が来ないこと予想してたーーー!?)
薄井「さぁ!みんな、引きたまえ〜いっ☆」
高橋先生「薄井〜?勝手なことは許さないぞ〜??」
薄井「ほらほら〜、ちゃっちゃと引くのだ」
高橋先生(完全無視……?)
薄井「高橋先生…、これは美化委員メンバーとの親睦を深めるために必要なことです…!僕を止めることは諦めてくださ〜い♪」
高橋先生「………薄井は金髪なのにどうして先生方は何も言わないんだ…?大体、先生に対する態度が悪すぎる…。誰か叱ればいいんだっ…」
華(せ…先生が小声で愚痴ってるー!?)
池本(つーか、あんたが叱ればいいんだーー!?)
薄井「こら、1年C組!よそ見をしていないで早く引くのだ!!」
池本「は、はい…」
華(どうしよう…。話したこともない先輩と一緒になったら……)
薄井「あ、引いた色はまだ見ないように!全員が引いたあとで一斉にみるからな♪」
華(うわ〜!なんだかドキドキするなぁ!………薄井先輩と一緒だったらどうしよう)
全員がくじを引き終えたところで一斉に引いた色をみた……。
薄井「………赤だ!」
池本「俺も赤です。」
薄井「…………………なんで花子じゃないんだぁぁぁーーー!?」
池本「人物指定!?無理に決まってますよ!奇跡でも起きないかぎり!!!」
薄井「じゃあ花子は誰と……!?」
華「青だー…!えっと…、青の人は……」
野高「立川さん」
華「え?」
野高「俺も青なんだ」
華「!わたしがっ、のっ、野高先輩と一緒に当番を!?」
野高「うん。よろしくね」
華(野高先輩と一緒に当番するんだぁー!!あれ…?なんか嬉しいな…)
薄井「メダカと花子が一緒とはどーゆーことかね!!??」
池本「誰に聞いてんですか?誰に…」
今思うと、この朝と放課後の当番から、物語は大きく動いたのかもしれません………。
〜運命の別れ道〜 完。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
この小説は長く続くと思うので、気長に読んでくださると助かります。 KoKoRo




