246:くさるようすい
カテゴリ: 臭い
やあ、ようすいといえばいのうえな、くまだよー!
読んでた作品に件の「羊水が腐る」発言ネタがあったので、そういえばそんな芸能人いたなーなどと懐かしく思っておりました。
などと思っていたら「ようすいが腐る」事案が……。
まあ、「ようすい」はようすいでも「防火用水」なんですが。
丁度昼飯中に電話が。
「やあ、○○の用水に猪浮かんでいるんで上げてもらえるかな?」
と、消防団の担当区である区長のお言葉。
間を置かず笑顔で答えるくま。
「むりぽ」
「だよねー」
肉袋の始末は役場でやっているので役場じゃあないのかなーと。
なにわともわれ、分団長に連絡をいれると既に消防団本部(役場の係のひとつ)から要請が来ていると。
分団では難しいので役場の方で処理してくれないかと打診し回答待ちと言われる。
とりあえずどの程度のモノが浮かんでいるのか確認するため、飯食い終わった後に現地へ。
件の防火用水にはぷっかりと浮かんでました……。
30センチほどの猪が。
このサイズなら消防団でもなんとかいけるんじゃね?
と思いつつ写真を撮りラインに乗せる。
やるとなれば恐らくくまの班でやることになるので、「回収作業をやるかも?」と。
その後、分団長も現地確認したとの連絡があって夕方。
地元建設業者が引き上げ作業やるので立ち会いにくるかと連絡を貰う。
正直行きたくはないのだが……いかねば立場上まずいので「行く」と返事をする。
麓までいくと丁度作業用のショベルカー(?)に遭遇したので車を降り一緒に歩いていく。
なぜならすれ違いが出来ない道幅なんだ……山の中だからさ!
1キロほど登って現地に着くと……。
「あ、もう引き上げたー」
といわれる。
なんでも鋤で掬い上げたとのこと。
用水横には腐乱した肉袋が……。
不要になったショベルカー……結局近場に穴掘って埋める作業しか出番がありませんでした!
穴掘って、肉袋を移動させようと鋤でまた掬ったのですが。
まあ水中に沈んでた右半身はほどよく腐乱していたのでしょう……。
体内で発生したガスが掬い上げた拍子に押されて……。
プギィィィィィィィィィィ
と、鳴きました。
うん、ビビった。
不意打ちやめいや。
と、一通りの作業が済んだので解散。
まあなんというか……。
作業して頂いた地元建設業者さんですが、全員(三名)うちの分団員なんだよな!
実質消防団員で作業したという(内、分団長含む)
分団で作業だと機材借りてくるのにアレなんで助かるのですが、なんとも……。
ちなみに。
臭いです。
水面上にでていた左半身はまだ腐っていなかったので、くまが確認しにいったときは普通でした。
引き上げた途端に物凄い異臭が。
異臭っていうか腐臭ですが……。
用水もかき混ぜた形になったので香り立ってます!
暫く匂うんでしょうねぇ……これ。
雨でも来てくれれば、いいのですが天気予報は晴れ続き!
作業支度で向かったのですが、結局見ているだけで、液体が飛んだ訳でもないんですがね……。
ふとした瞬間、匂うんです……。
鼻孔にこびりついた臭いなのか、風下に5分ほどいた程度なのでまさか服に染み付いたなんて……ことはないといいなあ。
腐乱臭ってクルものがありますよねー!




