125:家族の団欒(食卓編)
カテゴリ: 食卓のマナー
そんなもん、ねぇよッ!!
やあ、最近食べるスピードが遅くなったくまだよー!
人間の三大欲求の一つである「食欲」。
基本的にくまは、食べることが大好きです。
食品の好き嫌い云々は置いといて、ストレスを感じるような食事はしたくありません。
なのでカニとか実は嫌いです。
いや、うまいんですけどね?
剥くときに手が汚れるのが……
食べながら剥くという行為が嫌なんですよ。
後臭いし。
臭いし。
焼き魚(丸)とかはバラスのはさほど苦じゃないんです。
だけどバラしている最中にですね?
「おまえの食べ方は汚い」とか「もっと綺麗にバラせ」とか言われるのが非常に苦痛。
なので人前では食べません。
海鮮系が総じてダメですね。
貝(アサリ、シジミなど)のお味噌汁とか美味しいのだけど、貝殻の始末がね。
殻を手に持って中身を摘まむと指が汚れますし、かといって直に口に含んで身を取り出したあと殻を口からだすのも傍目からは見苦しい。
あと海老。
刺身とかだと頭付いたままくるじゃないですか。
頭だけならまだしも胴体の殻までついてくる海老料理もあって非常に嫌。
特に海鮮系ラーメンでだされるとぶちまけたくなる。
過去に海老、カニ、アサリが入ったのを奢りで出された……
奢りだから嫌というわけにも、残すわけにも行かず何度キレそうになった事か。
箸だけで済ませられる調理法で済ませられない物なのかなと、出される度に思いますね。
え? くまなら寧ろ手掴みがデフォだろうだって?
文明の家畜になりさがったくまは箸で食べたいんですよ、手を汚したくないんですよ。
そんな訳で基本的にくまは御一人様食事です。
他人……というか知り合いの視線を気にせず食べれるって素晴らしい!
よく焼肉で「お一人様焼肉」の難度が高い、なんて事をおっしゃる方が多々見受けられますがね。
超余裕!
焼き網自由に使えていいよ!
たまにいるんだよね、焼肉奉行「もどき」が……
鍋奉行とかはさ、一番美味しい(と本人が思っている)状態を皆に提供しようとがんばってるので理解はあるんですがね。
この「もどき」さんは、ただ焼くだけ。
いや焼くなんて表現は焼くという行為に対して不誠実だな。
網に乗せまくる。
そして焼きすぎた肉を「さあ、どんどん食えよ」とかいいながら他人の皿に配る。
なんでこういう人達って自分が食べる分だけ焼くって行為ができないんでしょうね?
一緒に食べ放題にいってひたすら「くそ不味く焼けた肉」を食わされる苦行。
「肉はしっかり焼かないとな」とかいうけど、固くなるまで焼くなよ。
肉汁なんてすっかりねぇよ。
人が育ててる(焼いてる)肉まで勝手にゴミ焼肉に混ぜちまうし。
食べ放題だからとにかく量を食べなきゃと焼きまくるんですがね。
くまは焼いた肉が食べたいのであって、焼却ゴミを食べにきているわけじゃないんですよ。
食べ放題の肉なんてそれなりの品質なんだから、なおさら美味しく食べる努力をしないとダメじゃないですか!
あ、くまは焼肉は白米がないと食べれない派です。
というわけで本題。
野生に返ったくまとそのオヤジ(ボケ気味)、数年振りに食卓を一緒にするわけですよ。
あ、基本自宅でも個別食(自室食)なので外食になるんですが。
「俺は外食なんてしないから、おまえ(くま)の好きな店にいけや」
と行き先を委ねられるんですよ。
んで行きつけの店……20年程前は一緒に行っていた店を含むのですが、3件ほど連れだって食事したんです。
そして差し向かいで卓を共にするんですが……
食べている間中、このクソジジイ。
「旨くねぇ」「こりゃーまずい」「昔の方が旨かった」「俺の口が変なのか、まずい」
と、延々といいやがる。
こっちは普通に旨いと食べているんですが、正面でマズイと連呼されるとどういう気持ちになるか分かりますか?
まあ、分からない方が幸せなのですが。
初日は某UMAの棲む回転寿司ですよ。
一緒に行く間隔が長いので、昔を美化することが毎回なのですがね。
今日は旨くなかったな、位の感想ならいいけど一皿毎にまずい、まずい、まずいと連呼。
日が悪かったと思い我慢しましたよ。
で、次に新規の店で連れて行ったことのない天丼屋。
ここでもひたすらマズイを連呼。
三回目はくまも久しぶり(4年ぶり?)のジンギスカン。
やっぱりマズイと食いながら連呼する。
流石にキレました。
キレましたとも、えぇ。
何が悲しくてマズイマズイと連呼する人間と一緒に飯くわないといけないんだと。
なので4回目。
「今日はどこにいく?」
「食いながらマズイマズイと連呼しない所なら何処でも。もうくまの行きつけは絶対に連れてかない」
といったらキレられたんだけど、くま悪くないよね?
そして食事中にマズイ(に類する言葉)を3回言ったら全額支払い持ちという約束をさせて、書面に書かせた。
だってボケきてるから、口約束なんて信用できない。
といったら大喧嘩に発展したが翌日には忘れているという、ボケって素晴らしい(マテ)
ちなみに4回目はキレたままだったので、ホモ弁(ほっともっと)で済ました。
店舗についたら、すんげー微妙な顔してて笑えた。




