〜蓮の過去〜
―1時間目―
先生「じゃぁ、今日は、自己紹介を書き終わったやつから帰っていいぞ〜。」
あっ!!やばっ!!今日なにもないと思って筆箱持ってくるの忘れちゃった!!
ど〜しよ〜(泣
蓮「・・・・・。筆箱忘れたの?」
桃「えっ!なんで分かって・・・・。」
蓮「俺のシャーペン貸してやるよ。」
桃「えっ!いいの!?」
蓮「うん。」
桃「ありがとうっっ!!!」
私はニッコリ笑って、蓮の方を見た。
・・・・。
蓮「・・・。なに?」
桃「えっ!?やっ・・・、あの、蓮って優しいんだなぁって思って。」
蓮「そう?そんな事言われたの初めてだなぁ。」
桃「なんで!?こんなに優しいのに!?」
蓮「いや・・・。少し前まで俺、不良だったんだよ。」
桃「えっっっっ!?」
すっごくビックリした。
こんなに優しい蓮が、ちょっと前まで不良だったなんて。
蓮「俺さ、親が離婚してて、ずっと一人きりだったんだ。その悲しみから、不良の道に進んじゃったんだと思う。でも、それは、自分の心の弱さのせいだ。って気づいたんだ。そんで、高校にも通う事にしたんだ。」
桃「へぇ〜・・・。」
蓮にはそんな過去があったんだ・・・。
今の蓮からだと想像できないなぁ。
でも、蓮のこと知れてよかったな。
一応、隣だし・・・。
蓮「話、聞いてくれてありがとね。」
蓮は笑った。
ドキッ
???
なんだろう。今の・・・。
その時から、私は、蓮に恋をしていたのかもしれない。




