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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

綾羽の蟲と髪切りの少年

作者:春夏秋冬

この世界の四端には強く美しい古のものが住まう宮がある。
東の果てには、美しき魔物が住んでいる。魔物の持つ7色に輝く長い黒髪は、魔物の住処である宮殿を這い、蒼いはずの宮殿を黒く見せ、その髪をたどって宮殿の最奥に行けば、長椅子にしどけなく横になった美女がいるという。
美女は8の腕を持ち、尋ね来るものの願いを聞くとわれ、その対価に求められるのは美しい簪か、新鮮な食べ物。願いを叶えてもらった者は、宮殿に絡みつく髪に手ずから簪を指す。
東の最果ての魔物は、ゆえにこう呼ばれる。

【簪の宮の女王蜘蛛】

又の名を、

【東宮綾羽の蟲】



これは、人でなき者たちと人の少年の不器用な恋と再生の物語…
邂逅
2017/06/10 03:11
東の魔物
2017/06/10 07:45
第八の腕
2017/06/13 01:14
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