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Ⅱ・初めての魔法――その⑤
変な生き物にされちゃったり,急におばあさんになっちゃったり!?
……これはほとんど,昔放送されていたらしい魔女っ子アニメであった設定だけど。
「ああ,その心配はないわよ。魔法がバレたところで,ペナルティはまったくないから」
「はぁ~~,よかったあ」
あたしがホッとした直後,ミシェは爆弾を投下した。
「こっちの世界では,思いっきり怪しまれるでしょうけどね」
「…………」
それはそれで困る。あたしはまだ中学生の女の子で,恋もしてて,それなりに青春を謳歌している真っ最中なのだ。
不審者扱いされて警察とかに目をつけられたら,あたしの人生もう終わりだ~~~~!!
「大丈夫よ。その魔法具にはそれぞれ,周りにそれと気づかれないように魔法がかけてあるから」
「……へっ?」




