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君の知らない僕のダークサイド〜救ってくれるもの  作者: 水波瀬 凪
第二章~まだ俺は救われない【交際編】

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【凪】結局やっぱり会いたくて結菜の部屋に戻った。そして初めての夜

今日疲れたのはほんと。


悠真さんにも遥希にも詮索されてめんどくさいことになりそうで、逃げるばっかだったしな。


子どもの世話があんな大変とは…


遊んでるだけなのに疲れた。


それにもし、目を離した隙にケガさせたらヤバいしほんっと緊張してたんだ。



さっき優芽に言ったことは覚えてるよ。


俺さ、病院でめざめたとき、自分の誕生日がわからなくて聞いたら


「9月24日だよ」


って母親に言われたんだけど、


「え、それって凪の誕生日じゃね?」


って思ったんだけど、あ、俺が凪か? 瞬間的に混乱したんだな?


そう思ったんだけど微妙になんか、ふと「あれ?」な回数が増えてた。



いまはめざめたときから5年?


いろいろ、「いま」になじんできた。


実年齢に、ずいぶん慣れたんだ。


ただ遥希みたら、中学生になる。


そのこと優芽に言ったら「わかる」ってゆーからさ?


感覚的ななにかがつながりそうですぐLINEして聞いたり。



たぶん、身体のつながりは結菜にしないと怒られるんだよな。


誰からもみんなからも。


結菜に、遠隔操作できるおもちゃ買ってやったら喜ぶかな?

 

なんてのは冗談だけどな、でも、そしたら毎日構ってやれる。


優芽にはLINEで構う


「いいアイデアだな」


これ、遥希に言ったら怒られるやつ。



想像したら結菜に会いたくなってきた。


「いまから行こっかな」


結菜にLINEしてみた。


「さっきは、ごめん、会いたい」


シンプルだけど伝わるやつ。


「あやまるのはわたし、ごめんね、会いたいよ」


速攻返事きた!


「帰ろ、結菜んち行こー」


さっき遥希が優芽を送ってったからいま遥希んちに俺ひとり。


おじゃましましたー勝手に帰ります。




地下鉄乗るのはめんどくさいのでタクシーで行った。




「凪くんんんんー!!!」


ドア開けるなり結菜が抱きついてきた。


やっぱりかわいいな、彼女にして良かった。



部屋の中にはいるとすっげー水色だった。


水色界隈って結菜が言ってたのも納得。


「うわ、いい感じだね」


「ありがとう!」


海の中、空の青?


きれいだなと思った。


とその瞬間、結菜に押し倒された。


「わ、びっくりした」


「凪くん、じっとしてて!」


写真撮るからって…


「あ、やっぱ動画にするから動いて」


水色ラグの上で、俺のこと動画撮影するのが結菜の夢だったんだって。


なんだそれ、かわいいな


「あー、もういい、凪くん」


結菜がそのへんにスマホ投げたかと思ったら、上に乗っかってきた。


結菜から唇奪われる。


積極的だな、我慢させすぎ


「結菜、ベッド行こ」


明かり薄暗くしてベッドはいって。




結菜、気持ちいい


結菜は、感度良好でさ


なんか…いい…


抱きしめるとやっぱ、ふわふわ


なんてゆーか、


壊しちゃいけない感じなんだよな


優しくしないと…


「凪くん…」


「ん?」


「だめ…溶けそう」


溶けていいよ


とろとろに溶けてしまえば?




だんだん結菜が意味不明なこと言い出した。


あー気持ちいいんだなってわかる。


いいのに、いやとか


いいのに、だめとか


いいのに、やめてとか


むりとか、ね


女の子ってそうだよね?



女の子がさ「幸せ」ってゆーんだし、これでいいんだなって、幸せにしてやれたーってなるんだ。



いいことしてるのになんで怒られんだろう。



嫌がられたことなんか一度も経験ない。



優芽だってさ、気持ちいい、もっとしてって言っただろ?



めちゃ気持ちよさそうな顔してた。



ほんとに、わるいこと?


悪いことなのか全然理解できなかった。



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