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君の知らない僕のダークサイド〜救ってくれるもの  作者: 水波瀬 凪
第一章 〜救ってくれるもの【出会い編】

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【結菜】凪くんとの初デートとみーくんのパンツ

面白いよね!


凪くん、水筒にコーヒー入れてきたんだよ


温かいコーヒーは普通に美味しかった


でも凪くんはLINEだと普通なのに、会うと凪くん、なんか動き止まっちゃう


ずっと水筒をかかえてそれ見てばかり。


景色とか見ないのかな


こんなに緑がきれいで、青空と一体化できそうで気持ちいい


こんなに頑張ってかわいくしてきたのに、わたしを見ないの?


「あの、凪くん」


話したいって言ったけどあんまり話さないね


そしたら凪くん


「あ、いや、すみません」


なんて謝ったかと思ったらさ、


「なんていうか、こう、あの、落ち着きすぎるというかあの、のどかだなぁと」


話したくないとかじゃなく落ち着けるってこと?


それにしても「あの、その」とか多いな!



凪くんとの会話をここで再現して書くと、あーとか、うーんとか、あの、とか多すぎてウザくなる


凪くんと会話はあまり弾まなかったけど、昼間に公園でのんびりできたのは新しい。




ただ、めちゃ楽しいってわけじゃなかった。


凪くんはかっこいいけど、これって恋愛感情?


まだわからない。


合コンの飲み会のときは凪くんは、遊んでそうに見えたんだ。


見た目だけ、そうなのかな?


中身は大人しくて口下手そうで、真面目そう。


いい意味でのギャップを感じた。


また、もし誘われたら行ってもいいかな程度には悪くなかったな


と、すごい上から目線?


公園をでるときまではそうだったんだけどね!


夕方からサイゼに行ったの



凪くんが


「何が好き?」


って聞いてきたから


イタリアンかなあ~


サイゼとかでもいいなって言ったら、


「え、いいの?」


凪くんがびっくりしたように言うから


「うん、サイゼのワイン安いし」


って答えた。


過去、みーくんとよく通ってた思い出もある。


あー久しぶり。


いまではみーくんが連れてきてくれなくなった懐かしのサイゼ!


連れてきてくれた凪くん、神!



ワインも赤と白と飲んで、いろいろ注文して、食べてお話しした。


アルコールのおかげなのか、凪くんも話してくれて楽しかった。


そして帰り際、凪くんが、「ありがとう、楽しかった」と言ってくれた。


私も「うん楽しかった」


そして調子に乗って


「明日も休みだからどこか行きたいね」


「どこ行きたい?」


「うーん、水族館とか!」


めちゃくちゃテンション高かったなと思うものの、結局…


何がどーなったか記憶が曖昧!


なんだけど、ちゃんと家に帰ってきてて、ちゃんとひとりで寝てた。


朝、凪くんからのLINEに気づくってやつ。


ちょっと二日酔いっぽい。


凪くんからのLINEには、


「大丈夫?」


と書いてあった。


今日はゆっくり休んでって。


軽く二日酔いっていうか、頭痛くて。


お昼ごろなんとか起きれて、そこでようやく凪くんにLINEの返信をした。


昨日はありがとう。


楽しかったよ。


いろいろ言い訳とか、言わなきゃいけなさそうなこととか思いつくんだけど、まずはこれだけ送信しといた。


凪くんからはすぐに返信がきた。


「あ、そうだ鍵わかった?」


と聞いてきたから、ん?鍵って?


なんの鍵のことだろ?


「ドアポストに入れておいたんだけど」


って。


ドキッとした。


まさかうちの鍵!?


走ってドアポストを見に行き開けると、あった、鍵…


え、なに?


え、凪くんうちに来てた?


え、え、えー?!



私は部屋を見回したよ。


めちゃ、みーくんのパンツとか干してるし!



「鍵、あったよ、ありがとう」


動揺してたけど一応、何事もなかったよう、お礼のLINEを送った。


「うん、良かった」


凪くん、みーくんのパンツのことには触れてこないな。


あ、もしかしたら玄関までしか、はいってないのかも?


見たの?


見てないの?



………どっちなの!?


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