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君の知らない僕のダークサイド〜救ってくれるもの  作者: 水波瀬 凪
第一章 〜救ってくれるもの【出会い編】

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【優芽】結婚はまだ迷うけど、手放すのは惜しい、はるくんの告白

公園からはるくんのうちに戻り、はるくんが早速、


「LINEに書いてた通りだけど」


ちゃんと言葉で言うから聞いてと、真面目な顔で言うから、言わないで、とはいえない。



正常な判断ができない。


だけどもう聞くしかない?


「もうわかってると思うけど」


はるくん、前置き長い、言うなら早くいって。



長文LINEをもらったときは、わたし本当に嬉しかった。


感動して涙も出たんだよ?


あの気持ち、どこに行った?



ちゃんとした「告白」を、はるくんはいま、目の前でしてくれた。



わたしの全部受け止める?


ほんとに?



わたしが昨夜、凪くんとしたことも?


言ったら笑って「いいよ」って言える?



わたしが、はるくんを好きになる前につきあった人のことを知っても、わたしを受け入れる?



それはたぶんとっても重大なことで、深く重いものなのかもしれない。



少なくとも軽くない。



凪くんは、その人にとても似てた。



その人が凪くんに、乗り移ってるのかな? って思うくらいそっくり。



凪くんとLINEするようになって、毎日のように話してたから、わかったことがいろいろあった。


「そういうこと、だったんだ…」



はるくんの告白の返事を保留にするとか、延期にするとか、そんなことをもししたとしても、


はるくんに言ってないこととか、嘘ばっかりついてることとか、それがなくなるわけじゃなくて。



だけどこの人を手放すのも惜しくて、やっぱり、好きは好き。



結婚したくないわけじゃない。


わたしも考えてる。



「うん、はるくんとつきあう」



結婚はまだ先にしよ? とりあえず、普通につきあってみたい。



「あ、じゃあ、いちご…」


はるくんが、いちごキスしようとしてる。



でもね、


「いらない、いちご、邪魔」


なくてもできるんだよ、キスなんか。


そんなアイテムに頼らなくたって


「欲しい」 


って気持ちがあればね、できるとか、できないとか、そんなんじゃないんだよ?



わかってんの?



「はるくん、ベッド行こ」


「………え!」


そんな、いきなり? え、いままだ昼だし、明るいよ?


凪くん流に言うなら



ごちゃごちゃめんどくさ…だな。



ま、いっか、今じゃなくても。



「そうだよね、ごめんね、はるくん」



焦りすぎちゃった






ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


第一章、出会い編終わりです。

明日からは

第二章、交際編に続きます。


よろしくお願いします


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