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28.始動その2



「ナオヤさん朝食ですよ。」


「はい、今行きます。」


 今日の朝食はソーセージにスクランブルエッグ、サラダとスープとパン。

 早速メニューに追加されたか。


「早速作ってきたね。」


「美味しそう。」


「いい匂いがするわね。」


「ふふふ。」


 料理のレパートリーが増えたのでシーラも嬉しそう。

 商人さんにソーセージを詰める道具を作ってもらおう。

 今度はピザに挑戦してみるか。


「商人さんにソーセージを詰める道具を作ってもらおうか。」


「私も2つ欲しいな。」


「今日相談しに行きましょう。」


「ところで魔王様、船はどうするんですか?」


「その件も相談しよう。」


「船を作るには時間がかかるし値段も高そうだけど、まずは大きさを決めておかないと。」


「ダンジョン攻略で得た資金がまだ沢山残っておるぞ、まあ必要ならまたダンジョンへいくさ。」



 商人ロイの店にやってきた。


「今日は船の件と調理の道具を作ってほしくてきました。」


「受け賜わります。」


「船は乗員5人で荷物も運搬できる大きさじゃな。」


「それと接岸離岸時にはオールを漕いで操船できて三角の帆で風を受けて走る船ですね。

 それと船底にキールを付けてもらう。」


「そうですね、工房に聞いてみますがキールとは?」


「風で横に流されないように板をつけるんです。重い素材でバラストも兼ねるように。」


「キールですか。」


「絵を描いたほうがいいかな、ロイさん紙は置いてる?」


「羊皮紙なら有ります。」


「20枚でいくらかな。」


「銀貨10枚です。」


「20枚もらおう。」


 羊皮紙か紙はないのかな?

 絵を描いてみる。CADがあればいいが絵を描くのは苦手だ、

 学生の時は描いた絵を見られたく無くて後ろを気にして

 ゴルゴ13みたいに俺の後ろに立つなって感じだった。


「こんな感じで板を付けると横に流されなくなる。後ろから見るとこうね。」


「なるほど分かりました。なかなか斬新ですな。」


「あとで綺麗に絵を描いてもってくる。値段と制作の期間とかどれくらいかな。」


「そうですね、金貨500枚くらいですか。期間はおよそ1か月。」


「そうですか。」


「工房に相談してみます。」


「詳細はまた後で相談かな、オールで漕いで操船できる大きさとか

 積み荷の量とか良く分からないからね。」


 さて次はソーセージだ。


「さて次の話は調理器具かな。」


「ミンチにした肉を腸に詰める道具を作ってほしい。これも絵に描いたほうがよさそうだ。」


 絵に描いてみた。


「こんな感じだけど。上から肉を入れて棒で押すと横の口から出てくる。

 それと分解して洗えるようにして、台座、筒、口、棒だから部品は4つ。

 1台作って問題なければ2台追加の予定。」


「わかりました。工房に相談します。」


「工房に一緒に行ったほうがいいかな?」


「まずは私が行って話してみます。」


「はい、よろしく。」


「買い物して帰ろう今度はピザでも作ってみる。海の幸たっぷりピザ。」


 窯が欲しいがまずはフライパンでやってみるか。



 家でピザを作ってみた。シーラの眼が輝いている。

 ミリーも嬉しそう。メイリンは肉以外関心ないようだ。


「これなら店でだすのにいいかもな。パスタと今朝食べたメニューも追加でいけるじゃろ。」


 屋台と店で売る品はなんとかなりそうだ。


「シーラがもっと美味しく作ってくれるよ。」


「やってみるわね。」


「楽しみ~。」


「ピザを美味しく作るには窯が必要なんだけど、これも商人さんに相談だな。」


 その前に船の詳細図を作らなきゃ。


読んで頂いてありがとうございます。

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