28.始動その2
「ナオヤさん朝食ですよ。」
「はい、今行きます。」
今日の朝食はソーセージにスクランブルエッグ、サラダとスープとパン。
早速メニューに追加されたか。
「早速作ってきたね。」
「美味しそう。」
「いい匂いがするわね。」
「ふふふ。」
料理のレパートリーが増えたのでシーラも嬉しそう。
商人さんにソーセージを詰める道具を作ってもらおう。
今度はピザに挑戦してみるか。
「商人さんにソーセージを詰める道具を作ってもらおうか。」
「私も2つ欲しいな。」
「今日相談しに行きましょう。」
「ところで魔王様、船はどうするんですか?」
「その件も相談しよう。」
「船を作るには時間がかかるし値段も高そうだけど、まずは大きさを決めておかないと。」
「ダンジョン攻略で得た資金がまだ沢山残っておるぞ、まあ必要ならまたダンジョンへいくさ。」
◇
商人ロイの店にやってきた。
「今日は船の件と調理の道具を作ってほしくてきました。」
「受け賜わります。」
「船は乗員5人で荷物も運搬できる大きさじゃな。」
「それと接岸離岸時にはオールを漕いで操船できて三角の帆で風を受けて走る船ですね。
それと船底にキールを付けてもらう。」
「そうですね、工房に聞いてみますがキールとは?」
「風で横に流されないように板をつけるんです。重い素材でバラストも兼ねるように。」
「キールですか。」
「絵を描いたほうがいいかな、ロイさん紙は置いてる?」
「羊皮紙なら有ります。」
「20枚でいくらかな。」
「銀貨10枚です。」
「20枚もらおう。」
羊皮紙か紙はないのかな?
絵を描いてみる。CADがあればいいが絵を描くのは苦手だ、
学生の時は描いた絵を見られたく無くて後ろを気にして
ゴルゴ13みたいに俺の後ろに立つなって感じだった。
「こんな感じで板を付けると横に流されなくなる。後ろから見るとこうね。」
「なるほど分かりました。なかなか斬新ですな。」
「あとで綺麗に絵を描いてもってくる。値段と制作の期間とかどれくらいかな。」
「そうですね、金貨500枚くらいですか。期間はおよそ1か月。」
「そうですか。」
「工房に相談してみます。」
「詳細はまた後で相談かな、オールで漕いで操船できる大きさとか
積み荷の量とか良く分からないからね。」
さて次はソーセージだ。
「さて次の話は調理器具かな。」
「ミンチにした肉を腸に詰める道具を作ってほしい。これも絵に描いたほうがよさそうだ。」
絵に描いてみた。
「こんな感じだけど。上から肉を入れて棒で押すと横の口から出てくる。
それと分解して洗えるようにして、台座、筒、口、棒だから部品は4つ。
1台作って問題なければ2台追加の予定。」
「わかりました。工房に相談します。」
「工房に一緒に行ったほうがいいかな?」
「まずは私が行って話してみます。」
「はい、よろしく。」
「買い物して帰ろう今度はピザでも作ってみる。海の幸たっぷりピザ。」
窯が欲しいがまずはフライパンでやってみるか。
◇
家でピザを作ってみた。シーラの眼が輝いている。
ミリーも嬉しそう。メイリンは肉以外関心ないようだ。
「これなら店でだすのにいいかもな。パスタと今朝食べたメニューも追加でいけるじゃろ。」
屋台と店で売る品はなんとかなりそうだ。
「シーラがもっと美味しく作ってくれるよ。」
「やってみるわね。」
「楽しみ~。」
「ピザを美味しく作るには窯が必要なんだけど、これも商人さんに相談だな。」
その前に船の詳細図を作らなきゃ。
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