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プロローグ|補充
多分これが2作目かと。1作目よりもダークだと思います
一人の大人が死んだ。
また人が死んだ。
いつものように簡素な葬式があった。
手際がよく、手順はやはり正確だった。
人の声は、全く聞こえなかった。
その日子供が一人来た。
見知った顔で、
ずっと前に遊んだことがあった気がするが、
気のせいだろう。
僕は、紙に記録しその日は寝た。
次の日は、親友と新しい子と、
「いない鬼」をして遊んだ。
鬼はいない。
逃げるだけの、遊び。
捕まれば終わりだ。
新しい子がいなくなっている。
「新しい子が捕まっちゃったね。」
親友が言う。
「そうだね」
それ以上、何も話さなかった。
その日の帰り、親友は言う。
「影って踏まれたら痛いのかな?
影…踏まないでくれよ。」
親友は、足元を気にしている。
僕は笑ったが、親友は本気のようだ。
親友の影が、ほんの少しだけ遅れて動く。
次の日やはり新しい子がいなくなっていた。
「そうだ、うめごとしようよ」
親友が、そう言いながら小さな穴を掘った。
「いいよ。
僕からね?
覚えていないことな〜んだ
う〜ん、そうだな
…昨日、誰が鬼だったか」
そう言って僕は、穴を埋めた。
土をかけ終えると、僕が何を言ったのか忘れていた。




