第五十話 ルルの目覚め
魔物のピクシーから家妖精に戻ったルルは、フィズの愛撫で絶頂に至った。初めての快感に気を失ったルルをフィズはそっとベッドに横たえた。
柔らかいベッドでゆっくりと寝ていたルルは、周囲の気配を感じて目を覚ました。寝ているベッドがギシギシと揺れ否が応でも目が覚めた。
「ん…あれ…俺、気を失ったんだ…体がだりぃ…ん?」
目の前では自分をイかせた男が、サキュバスと肌を重ねていた。褐色の肌も熱を帯びほんのりと赤くなっている。余程気持ちが良いのだろう、幸せそうな顔をベッドに押し付け大きく喘いでいる。
「ん?ルル、起きたよ?」
「お、目覚めたかルル。調子はどうだ?そうだ。サキュ、新人に自己紹介ッ!」
ぱんッ!とイッたばかりの丸い尻を叩くと、涎を垂らす顔を持ち上げてサキュバスは名前を名乗った。
「くっ…さ、サキュだよ宜しくね♡」
「よしよし。じゃあ次はスーだぞ」
「ん、スキュラのスー。宜しく。ねぇ。フィズさんの魔力、私も欲しい♡」
「おお、そうだな。じゃあこっち向いて」
「ん、」
目を閉じるスーに体を重ねる。モチモチとした柔らかい体を抱きしめて身を寄せ合う。足を絡ませるとスーもまた触手を使い僕の体を絡め取ってくる。
絡まる体の熱で生成された魔力をスーの体に流し込む。触手を伝い、体の奥まで行き渡らせると、
「ン。ありがとう♡」
「ああ、サキュ、お前もこっちに来いよ。ちゃんと挨拶したご褒美だぞ」
「やったー♡分けて分けて♡」
「ん?!ずるい!私も、もっと欲しい!」
そう言って絡みつくサキュとスーを羨ましそうに眺めるルルだったが、
「あ、あの!俺も混ざっていい?」
「ルルも魔力が欲しいのか?、良いぞ♡」
僕はふよふよと飛んでくるルルを捕まえると、抱擁する3人の中に放り込んだ。お互いの体が擦れ合い、発せられる熱が4人を蒸す。
再び魔力がフィズの体から溢れ出てくると、ベットに横たわる3人に魔力を譲渡した。
この日からルルはフィズの魔力へ依存する様になってしまった。
~ルル ~
種族:妖精
年齢:不明
状態:従属化、家妖精、魔力依存
スキル:無し
魔力依存:特定の魔力を得るとレベルアップ




