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(三)
物を押さえた上で、当事者が骨董商店石見屋の八尾と対峙・交渉する。そのために私は翌日、再びギャラリー広尾へと向かった。
この日は浜島さんだけでなく、羽田さん、南平さんもいた。そして客のいない画廊の真ん中椅子にそれぞれ腰掛けて私たち四人は協議を始めた。
まず、正当な方法としては、当事者の南平さんが八尾に連絡することだ。八尾は業界関係者についてはマークしていると考えられるので、浜島さんや羽田さんが電話してもすぐに電話を切られたり、つながっても会うことができなかったりする可能性が高かった。やはり南平さんから直接連絡してもらうのがベストだろう。
(続く)




