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202/202

第202話 もう1つの結末

 本編がバッドエンド的な終わり方なので、一応ハッピーエンド版も追加で作成しました。

 本編から更に時間が経過した世界です。

 昼夜の世界が続いているこの世界。

 過去には昼だけの時代もあったという。

 ある時を境に昼夜の世界になり、我々浮遊大陸勢は昼だけの世界を求めて、地上勢と争っていた。


 だが、誰も争いを望むものではない。

 昼を求める原因が、我々天上人の極度の闇嫌いによるものであることを理解していたため、遺伝子学で天上人の闇耐性をなんとかしようとしたが、未だにうまくいっていない。


 次第に地上勢と我々は、この不毛な争いを止める方法を模索していた。

 そのために現状を整理して以下の点が挙がった。

1、今の世界には昼夜があること。

2、天上人の体質を馬鹿にするやつはいないこと。

3、我々天上人が、夜の世界を受け入れれば無用な争いを避けられること。

 以上のことから、我々が闇を耐えることが、一番早く世界に平穏をもたらすことができると示された。


 これは我々浮遊大陸世界にかなりの議論を巻き起こした。我々天上人種にとって、夜の存在は身体的にも精神的にも苦しいものであったからだ。

 だからこそ、昼のみの世界を地上種に理解してもらう案や、意地でも昼だけの世界にして、その世界が当たり前と思われる時代にするという案もあったが、現状の生態系の変化とそれに伴う混乱も考慮する必要があるという意見もあった。


 浮遊大陸でも司書長官と長官たちから情報開示があり、過去の出来事を見直した結果、昼だけの世界が我々のエゴあることが示された。それと同時に地上勢も我々に酷いことをしたことを理解してもらい、互いに反省することで、昼夜世界の存続に一定の理解が示された。


 そうして我々浮遊大陸勢は、宝珠の分離を諦めることを選択するに至った。

 これにより、地上勢との争いは止まり、闇の勢力との小競り合いは続くも、彼らも地上にあまり出てこないため、争いは減っていた。


 そして、昼夜の世界を取り戻した過去の英雄たちを祝う祭典が地上や浮遊大陸で開かれるようになった。

 これは浮遊大陸勢と地上勢が共に昼夜の世界を受け入れたことを象徴する祭典だった。


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 神の心境の変化なのか、この世界に興味を失ったのか、世界は平和な時を刻んでいた。

 あるいは神が自分と同じように、大事な人を失う者を増やすべきではないと判断したのだろうか。


 何にしても、この世界が争いの泥沼ループにハマる原因のひとつである、『昼だけの世界を追い求める天上人の欲望と夢』を破棄した事で平穏が訪れていた。

 そう、これこそがこの世界に平穏をもたらす手段であり、戦乱のループから抜け出せる鍵であったのだ。

 それを手にしている間は、この世界に平穏が訪れる。そう、手にしている間は。



 ハッピーエンドと言えるか微妙ですが、一応戦乱は止まりました。平穏継続の条件が厳しいですが、そもそも神がこの世界に平穏をもたらすつもりがないため、現地人は、今後も苦労することになります。

 なお、昼だけの世界にして、それを継続し続けた場合、今度は睡眠に闇が必要な地上種が苦労することになります。

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 天上人が、遺伝子技術を駆使していましたが、天上人の闇弱点は神が造った種族特性の仕組みであり、消せる訳がないので、彼らは自制心で耐え続けるしかありません。世界の平穏のために。

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 さて、途中で休憩を挟みましたが、約1年に渡り書き切ることができました。

 これも読者がいたから継続できたことです。

 この場を借りて御礼申し上げますm(_ _)m


 今後についてですが、この世界に関する番外編を書く予定です。出来たらここにリンクを貼ろうと思います。

【予定しているもの】

1、まだ回収していない伏線回収。本編に関係ないので発表機会を逃したので、これを紹介します。

2、別パーティーの話。これはおまけ程度です。



これまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

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