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これまたやばそうなスキルがあるな...とりあえず、最初の3つを混ぜて試してみるか。


スキル《影響力マインド》作成

報告 完了しました


続きまして《全知全能ゼウス》により《無限膨張オリジン》を作成します。

報告 完了しました


まじで自動で作るって言っても作りすぎて逆に怖いわ...僕の体その内どうなっちゃうんだろう...


そうして、レンはスキルの作成が終わり魔法陣の展開に取り掛かった

魔法陣に書く式の量をとりあえず10倍に増やして...10倍じゃ少ないか...1000倍にしとけば問題ないでしょ!そしてそれ相応の魔力を込めて...スキル《影響マインド》で威力を増大させる。


「お!?できた!」

「おーい、ハデスできたぞー」

「師匠の実力が確かめられる時だ!」

「皆様危ないので結界を張ります。下がってください」

「そんなに危ないの?」

火球ファイアーボールだろ?そこまで心配する必要ないんじゃ」


クラスのみんなはそう言って油断しているがハデスだけは、その威力が分かっていた。

さすが2000年以上生きてきただけあると言ってもいいな。


「結界魔法《回廊セクト》」

「レン殿!結界が張り終わりました。遠くに見える山に放ってみてください!この辺りに人間はいないので安心してください」

「分かった!」


火球ファイアーボール!」

シュン!....ドン!...ズドォォォォォォォォン!!!!!!!!!


その破壊力は全力ではないとはいえハデスの火球ファイアーボールとは比にならないほどの破壊力で山を融解し物凄い温度の爆風が地面をえぐりながら押し寄せてくる。


「ほへ?」

「え...」

「予想以上です」


クラスのみんなが状況を理解できていないのは分かるがレン本人にも理解できていない様子だったのだ。それもそのはずハデスが予想していた以上の威力だったらしい。火球ファイアーボールは元火力が低かったからよかったものの...もし元火力の高い高ランク魔法でこれをやっていたと考えると...この結界では簡単に敗れていただろう...


「レン殿!?魔力どのくらい込めたのですか!?」

「ん?わかんないけど10万くらいじゃない?」

「10万ですか?」

「だって元の必要魔力量が100でしょ?それを1000個くらい式書いたから、単純計算で」


10万という数字は測定器で測った数とは違い測定器で測った魔力量は一つの式に使える魔力量で魔法を使うときに使う魔力量はまた別なのである。しかし、それでも10万という数値は高いのであるがハデスの魔力は少なくても200万はあるだろう。だがクラスのみんなは2万位でそれでも高いほうなのだ。


「レン殿...今なんと?」

「だからその式を1000個くらいって」

「レン殿...魔法陣一つに対して式を2つ以上書くとき、2つ目以降は累乗になるのです」

「ということは?100の1000乗?」

「そういう事になりますね...」

「数値で言うとどのくらい?」

「ほぼ無限に等しいと言ってもよろしいかと」


無限に等しい魔力量か...スキル《魔力無限》のおかげでどんな魔法でも出せるから問題はないけども。


「無...無...無限...」

「ガイア...お前魔力量どのくらいだ...?」

「3万5000...」

「俺、2万2000...」

「ハデスさんは...?」

「私ですか?私は、約3000万位ですかね」

「忘れてた...この人もバケモンだったわ...」


クラスのみんなはレンやハデスの魔力量に驚き呆気を取られている。それもそのはずレンはスキル《魔力無限》で尽きることのない魔力でどんな魔法でも無限に火力を上げることが出来る。ハデスは上限はあるものの高火力を出すことが出来る。


「し、師匠。失礼ですがスキルを聞いても?」


僕のスキルか...本当のスキルを言うわけにはいかないしな...この場で言っても問題ないのは...やはり《魔力無限》なのか?

無限図書館アカシックレコード

お探しの物は何でしょう

『この状況でなんて言えばいい?』

検索中...検索中...該当する項目が見つかりませんでした。

『おい!何とかできないのか!』

該当する項目が見つかりませんでした。

『はぁ...しかたないここは《魔力無限》乗り切るか』


「僕のスキルは、《魔力無限》つまり使える魔力上限がないんだ」


それを話すとまたみんなは固まってしまった。ハデスが近づいてきて「よろしかったのですか?本当の事を話さなくて」と言ってきたが正直いまはその時じゃないと思っている。まぁいつか話す時が来るだろう。


「やっぱり師匠は最強ですね!」

「やめてくれよ~最強だなんて」


「スキル《魔力無限》...聞いたことがない」


そう言ったのはレイだった。それもそのはず、スキル《魔力無限》は元々存在しないスキル、ユニークスキルとでも言おうか。僕が作ったスキルのなのだから存在するはずがない、仮にあったとしても現代の人間が認知していない程の遥か昔だろう。今まで存在しているスキルを作っているようだったが実際は全く存在していないスキルを作っていたようだ。


「聞いたことがある。かつて2000年以上前に存在したとされる伝説の転生者はこの世界には存在しないスキルを持っていたそうだ。しかもその伝説の転生者は死んだとされているがそんな事実はないらしい。それに他にも存在した転生者も存在しないスキルを持っていたそうだ」


そう、今まで存在した転生者達は皆揃って存在していないスキルを所持していた。しかもその能力というのは世界を変えられることが出来る程の強大なスキルであったため世界征服をしようとする転生者も少なくなかったそうだが失敗に陥り処刑されていったそうだ。ただ一人を除いて。

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