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文字数はいつのまにか7万5000を超えていたこの物語も、もうそろそろ終わりにするべきだろう。
どうも、ラナです。
物語のちょっと重要そうな場面に差し掛かるたびにメタ発言をしてしまう残念なヒロインとも呼ばれています。
この勢いで行けばあと3話くらいで8万字に届くだろう、そんな作者の考えを代弁してあげてるだけなのに、残念扱いされる私はちょっとかわいそうだと思う。
というか今ここで私が呼び出された理由は作者がうっかり生まれたばかりの私たちの子供の名前を考え 忘れたからなのだ。
本当に迷惑だから巻き込まないで欲しい。
作者の体面を保つために私の旦那様が考えた候補が多すぎたからという理由がつけられているのだ。
いい加減私たちの可愛い息子に名前をつけなさい。
失礼、痴話喧嘩など犬どころかゴキブリも食わないだろうに。
見苦しいところをお見せしてしまった。
さて、そんな作者の自分勝手な都合のために今日はこの子がお話をしてくれる。
僕は人間である。
名前はまだない。
あのうざい作者のせいだ。
お父様とお母様の恋路をすぐに邪魔しようとする。
全く、僕が生まれて来れなかったらどうするつもりだったんだ。
僕には前世の記憶がある。
すごくぼんやりとだし、大人になる頃には完全に忘れてしまうと思うが。
僕がいたのはこの世界じゃない。
ここじゃない世界にある日本という国だ。
僕はそこで平凡な男子高校生として生きて、ある日トラックにはねられて死んだ。
そのまま異世界転生というわけである。
トラックにはねられてとか定番すぎて、もはや流行りは通り越した。
ずいぶんと流行遅れな神様もいたものだ。
その神様はきっとぼっちで陰キャだったのだろう。
でも随分と気のいい神様だった。
友達がいなくて構う相手が僕の他にいなかっただけかもしれないけれど。
いきなり転生したいかどうかをたずねてきて、したいと言った僕にいくつもの世界の映像を見せてくれた。
その中から僕が選んだのはこの世界。
一番本当の顔で笑っているように見えたから。
貴族は笑顔の下で悪い企みをしているイメージしかなかったけれど、ちょうど映像に映っていたある貴族僕のお父様とお母様はちゃんと笑っていた。
それに、周りの人たちも楽しそうだった。
だからこの人たちの子供になりたいと言ったのだ。
そしたら神様はすごい勢いで頷いて、それから僕に欲しい能力とかなりたい見た目だとかを聞いて1つ1つ叶えようとしてくれた。
試しに金髪と言ってみたら一瞬で自分の髪がサラサラの金髪に変わっていたびっくりした。
結局、見た目に関しては両親に似せて欲しいと頼んだ。
親と似ていないなんておかしいし、そもそもあの美男美女に似るなら文句のつけようがないだろう。
能力に関しては何も頼まなかった。
親からの遺伝だけで普通にすごくなれそうだし。
さあ、これからここでの生活が始まる。
多分平凡じゃない、楽しい毎日が。
この子の物語について続きが見たいという方がいらっしゃったら感想欄へお願いします。
そうしたら作者は喜び勇んで続きを書きます。
今日こそ名前を考えてくるので、明日にはちゃんと名前付きで出てきてくれると思います。




