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2_9.

オ一トゥイユ伯爵家で魔物の襲撃...

この間水害があってやっと復興しかけてきたばかりなのに、なぜそんなに不幸が重なるのだろうか。


伯爵夫妻は今夜は我が家に滞在していくはずだったが、急いで領地に戻ることになった。

俺も魔物を倒す手伝いをするために公爵家の騎士の一部を連れて伯爵領地へ行くことになった。


本当だったらこの後ラナの夜着姿を見られたはずなのに...首を強く横に振って、雑念を振り払う。

今は馬に乗って走っている最中だ。

余計なことは考えるべきではない。

今優先すべきことは伯爵領の問題を解決することだ。


幸い今までも魔物の相手は何度もしてきたから討伐には自信がある。

両親が今タウンハウスへ来ていたことで騎士の大部分はここにいるから、俺が騎士を連れて行っても守りの心配はなく、多くの騎士を連れて行くことができる。


両親は、最低限の騎士を連れて領地へ戻ることになった。

2人とも強く、特に父は前騎士団長を相手にいい試合ができる腕前の持ち主だ。

母だって、そこら辺の男性なら素手で倒せるような人だ。

自分たちの安全を考えてタウンハウスにこもることよりも、一部が伯爵家と接している領地へ戻って守りに専念することを選んだ。


残るこのタウンハウスは他の場所に比べ騎士が少なく心配は残るものの、伯爵領からは距離が離れており魔物のが襲ってくることはなく、万が一賊などが侵入したとしても敏腕の使用人たちが倒してしまうだろう。

とにかく早く騒ぎを鎮めてラナを安心させてやりたい。

急いでいてパーティーの後ラナの顔を見ることができなかったが、伯爵領が大好きなラナは相当心を痛めて心配していることだろう。

ラナがあまりの心配に伯爵領へ行こうと思ってしまわないうちに討伐を終わらせなければ。


俺たちが持っていく食料や武器の準備をしている間に伯爵夫妻には出発してもらっていたが、精鋭揃いの騎士たちと共に向かっているため到着時刻はほとんど同じだろう。

魔物の強さにもよるが、低級中級の魔物相手であればよっぽど数が多くない限り3日以内には全て片付けてタウンハウスへ戻ることができる。

魔物襲撃の知らせを受けた時も上級以上の魔物が発見されたという情報はなかったため、短期戦で済むだろう。


早く家へ帰れますように、そう思い馬の速度をさらに速めた。

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