67 花蓮と三つ子と水遊び
今以上に間が空きました。
何とか更新。
「あはは、それー♪︎」
「「「きゃー♪︎」」」
「やれやれ、花蓮が一番楽しんでるなぁ」
俺と花蓮を交えて陽愛達と水遊びをし始めて、10分くらい経った。
今は花蓮がビニールプールに入って、陽愛達をギュッと抱きしめていた。
ワンピースを着たまま入るのかと言われるだろうが、今の花蓮は水遊び用のワンピースを着ており、ワンピースの下は水着だ。
しかも、ショッピングセンターで俺がこれだと決めたビキニタイプの水着なのだ。
「えへへ、おねえちゃーん♪︎」
「ありあら、愛菜ちゃん甘えたくなったかなぁ?」
花蓮に抱きしめて貰っているのが心地いいのか、愛菜が花蓮の胸元を頬擦りしてくる。
もちろん、花蓮は笑顔で愛菜のやりたいようにさせている。
「にーにもぎゅってしてー」
「にーしゃま、ひなもー」
「ほいほーい♪︎」
他の二人をビニールプールに入れたままになるが、陽愛と由奈を順番にギュッと抱きしめてあげる。
ビニールプールの容量的に俺が入れるスペースはないからなぁ。
そこが惜しい所だ。
さて、陽愛達もワンピースタイプの水着を着ているが、フリルの付いた可愛らしいものとなっており、陽愛は水色、由奈は赤色、愛菜はピンク色となっている。
陽愛達がまだ4歳だから、こういうビニールプールを用意しているが、三つ子が小学生になれば一緒にプールに行けるかも知れないな。
それまでに市民プールとかが営業していたらの話だが。
「ふふ、楽しんでるわね」
「母さん、そのおもちゃは?」
「金魚すくい風味のおもちゃよ」
「「「わー♪︎」」」
由佳里母さんが金魚すくい風味のおもちゃを持って来たようだ。
これをビニールプールに入れるとプカプカと金魚っぽいおもちゃが浮かぶ。
それを専用の『ぽい』を使って金魚風味のおもちゃをすくうというものだ。
花蓮と由佳里母さんが陽愛達が金魚すくい風味のおもちゃで楽しんでいる様子を見守っている。
「あー、惜しいねー由奈ちゃん」
「くやしー!」
「大丈夫。 もう一回やってみよう」
「うん、やるよかれんねー」
「にーしゃま、ひな、やりました!」
「まなもできたよー!」
「おっ、陽愛は上手だな。 愛菜もなかなかやるな」
「「えへへー♪︎」」
かなり上手く金魚すくいをしている陽愛と愛菜は、俺に頭を撫でられてご満悦だ。
一方で由奈も花蓮の応援で、さっきは上手くすくえなかったが、再度チャレンジして上手くできたようだな。
「やったー♪︎」
「わー、由奈ちゃんすごいねー」
「よくやったな、由奈」
「えへへー、にーにとかれんねーにほめられたー♪︎」
由奈も俺と花蓮に誉められてご満悦のようだ。
すると、由佳里母さんが声を掛けてきた。
「さぁさぁ、そろそろ時間だし、お開きにしましょうか」
「あ、もうそんな時間か。 片付けはやっておくから、花蓮は陽愛達とシャワー浴びてきなよ」
「うん。 じゃ、陽愛ちゃん、由奈ちゃん、愛菜ちゃんいくよー」
「「「はーい♪︎」」」
いや、本当に素直に言うことを聞くんだなぁ。
やっぱり、陽愛達にとっては花蓮は理想のお姉ちゃんなんだと実感する。
「さて、ビニールプールを片付けるか。 父さんいるなら手伝ってくれよ」
「バレたか。 由佳里もおもちゃを片付けているし、やろうか」
こっそり来ていた父さんを呼んで、ビニールプールの片付けを手伝わせる。
水を抜き、空気を抜いて萎ませてからビニールプールを畳んで物置に片付ける。
「彼方くん、こっちは終わったよー」
その間に花蓮が陽愛達とシャワーを浴び終えたようで、花蓮もデート時のワンピースに着替えたようだ。
「じゃあ、花蓮の家まで送っていくよ」
「悪いね、彼方くん。 頼むよ」
「かれんねー、またあそぼーね!」
「うん、またね」
「じゃあ、父さん母さん、花蓮を送っていくよ」
「気を付けるようにね。 花蓮ちゃんもまた遊びにきてね」
「はい、お邪魔しました」
そして、俺が花蓮を家に送り届けてようやく今日のデートは終わりを告げた。
花蓮も俺もなんだかんだで楽しかったし、花蓮からもまた一緒にデートしようねと言ってくれたので、感触としては良かったと思う。
さて、俺も帰って寝るか。
陽愛達も一緒に寝たいだろうしな。
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