46 ふれあい交流会 その2
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担任による開始宣言が終わり、俺と花蓮は陽愛達の所に向かう。
そこに俺達を呼ぶ声が聞こえたので、振り返る。
「おーい、桂川くん、小梅崎さーん」
「あれ、高松君に漆原さん」
「二人も俺達と同じグループか?」
「ああ、聞いたぞ。 桂川の親父さん、再婚してたんだってな。 服部から聞いたぞ」
「三太から聞いたのか。 なら話は早いな。 俺達グループは父さんの再婚相手の連れ子である三つ子の妹とその友達の一部と触れ合うそうだ」
「へぇ、私も楽しみだなぁ」
俺達に声を掛けてきたのは、クラスメイトの高松 勝と漆原 ゆかなである。
この二人もどうやら俺達と同じ陽愛達と触れ合うグループとなったようなので、色々話した。
また、高松に関しては小学生時代の三太の友人らしく、中学以降は別々になっても時々連絡を取り合っていたようだ。
「あっ、にーしゃま、かれんねーしゃま」
「にーに、かれんねー、めじゅらしいねー」
「おにいちゃん、おねえちゃん!」
俺達の姿を確認した陽愛達が、ぽててと駆け寄ってくる。
その後についてくるように、女の子二人と男の子二人もこっちに来る。
どうやらこの子達も俺達が触れ合う相手のようだ。
つまり、陽愛達を加えて7人の幼児達と俺達が触れ合うわけだ。
なお、見た感じ後ろの4人はおとなしい感じだ。
人見知りが激しいのか、それとも……。
「陽愛ちゃん、後ろの子達はお友達?」
「はい。 おともだちでしゅ」
「わ、わたし、ゆ、ゆきでしゅ……」
「わたし、ふたば……」
やはり、少し怖がってるように感じる。
なので、ゆきちゃん達と目線を合わせて優しく語りかける。
「お兄ちゃんの名前は、桂川 彼方。 『かなた』でいいよ。 今日はよろしくね」
怖がらないようにゆっくり話した事が功を奏したのか、ゆきちゃんとふたばちゃんは俺の手を握ってくれた。
一方で、花蓮の方も男の子二人に自己紹介していた。
おとなしい子達だから、目線を合わせて優しく語りかけるていたので、すぐに仲良くなったようだ。
後、陽愛達は高松と漆原さんに自己紹介していた。
四人の子達と違い人懐っこいので、かなり溶け込んでいるみたいだ。
特に漆原さんの目が輝いている。
「よし、ゆきちゃん達もあっちと合流しよう。 手を繋いであげるから」
「「うん」」
高松達と戯れている陽愛達の方に合流すべく、ゆきちゃん達の手を繋いだまま陽愛達の元に向かう。
花蓮の方も、おとなしい男の子の手を繋いで陽愛達の方に向かうところだった。
「彼方くん、その子達は大丈夫?」
「ああ、何とかな。 花蓮の方も大丈夫そうだな」
「うん。 ちょっと人見知りっぽいからね。 優しくする事を心がけたよ」
陽愛達と合流した後、それぞれ自己紹介をした。
なお、男の子の方は『かずき』くんと『ゆうき』くんのようだ。
俺はかずきくんとゆうきくんにも話しかけ、何とか仲良くなる事に成功した。
そして、高松と漆原さんが四人の子達に自己紹介をした所で、本格的に触れ合いが始まる。
さて、どうなるやら。
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