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俺は、三つ子幼女のお兄ちゃんになりました  作者: イズミント
第1部

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24 幼女達とのひととき

いつも閲覧ありがとうございます。

「よーし、シャボン玉やるぞー」


「「「わー♪」」」


 時は流れて5月に入った。

 世間的にはゴールデンウィークで、学校も休みだ。

 だが、父さんは今日は事務所に行って、ある弁護士の案件の仕事が入り、母さんに至っては午前中はコンビニのシフトに入っている。

 つまり今の家には、俺と三つ子の妹しかいないのだ。

 今日はいい天気だが、流石に公園にはまだ俺だけで行くにはリスクが高い。

 なので、庭で三つ子の妹たちと一緒に遊ぶことにした。

 で、三つ子の幼い妹たちと遊ぶのに最初に思いついたのがシャボン玉だ。

 シャボン玉用の石鹼水は、由佳里母さんが作ってくれたようなのでそれを使わせてもらう事にする。


「わー、おっきいー♪」


「にーに、しゅごい♪」


 俺がシャボン玉を吹く度に、わちゃわちゃと動き回る陽愛達。

 元気よくはしゃいでいる様子がたまらない。


「おにーたん、こっちにもー」


「よし、もう一度いくぞ!」


「「「きゃー♪」」」


 愛菜がいる位置の付近に、俺はシャボン玉を吹く。

 大きめのシャボン玉だったり小粒なシャボン玉だったりとムラがあるが、それでも暫く浮いているシャボン玉に三人は可愛らしくシャボン玉を追うように走っている。

 ぽてぽてと小動物のように走り回る様子を見るのは、ある意味眼福ものだと思う。

 幸い、転んだ子はいないので、シャボン玉遊びが終わった後で部屋に上がったら手を洗わせるだけで済んだ。


「もうすぐお母さんが戻ってくるから、それまでどうしたい?」


「えっとねー、ひなはにーたまをぎゅってしたいでしゅ」


「まなもー!」


「ゆなもー!」


「そうか、よしまとめてギュってしてやるぞー」


「「「わーい♪」」」


 もうすぐ由佳里母さんが戻ってくる時間なので何がしたいかを聞いたところ、三つ子全員が俺にギュってしてほしいらしいので、受け入れる事にした。

 陽愛達は嬉しそうに一斉に俺に抱き着き、身体を頬ずりしている。

 三人分の小さな温もりが一度に来ているので、どうしても綻んでしまうな。


「ただいまー」


 三人の幼女の温もりを纏めて堪能していると、由佳里母さんの声がした。


「お、帰ってきたな。 出迎えにいくぞー」


「「「あーい♪」」」


 陽愛達にそう言って、由佳里母さんを出迎えに行く。

 三人が帰って来た由佳里母さんに抱き着いてくる様子を見守った後、昼食を摂り、お昼寝の後で風船バレーや福笑いで遊んだりしたのでこの日も充実したひと時だった。

 次遊ぶ時は三輪車に乗せてあげないとなぁ。

 ちなみに今日の夜は、愛菜と一緒に寝たのだった。


 なお、父さんが帰って来たのは夜だったらしく、一人寂しく食事をしたのはまた別の話。



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