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『JOKER』  作者: レイン
「JOKER」のエルヴァ
12/12

変人の友達は変人

ルーファスの西通りにある鍛冶屋。


その中には三人の人物がおり、それぞれが別々の行動をとっていた。


白髪に白い髭をたくわえた、しかし歳に似合わず鋭い漆黒の瞳をした老人は規則正しく鉄を叩く音を響かせながらカウンターからかなり離れた作業場で鍛治をしている。


カウンターに座っている、漆黒の黒髪にまるで翡翠のような美しい深緑の瞳が特徴的な、ドワーフ特有の少し尖った耳をした眼鏡をかけた青年は、読書に熱心らしく手元の本から視線を外さない。


そのカウンターの近くに椅子を置いて座っている深い藍色の髪をした端正な顔立ちの青年は、背もたれに寄りかかって寝ている。


中に響くのは、響き渡る鉄を打つ音、本のページをめくる音、そして藍色の髪の青年の規則正しい寝息と小さな寝言だ。


と、不意にガチャリと場違いな音が響いた。その音に反応したらしく、老人の鉄を打つ音が止まった。


入ってきたのは、漆黒の髪をしたやけに鋭い銀色の瞳を輝かせ片目を隠した、綺麗な顔立ちの青年――エルヴァだった。



「おぉエルヴァ!久しぶりじゃな!」


どうやらエルヴァの知り合いらしい老人は破顔一笑した。一方のエルヴァは笑顔を見せず、顎を少し動かして挨拶した。


「ジェルトの爺さん、久しぶりだな。相変わらず無駄に元気……じゃなかった、元気そうだな。ロイのおっさんから話は聞いてるはずだ。頼まれていた物を届けに来た」


よく通るその声で短く用件を告げ(少し余計なことも言いかけたが)、その手に持った翡翠の宝石を老人――ジェルトの方へと突き出した。


ジェルトはそれを受け取り、軽く眺めていたが、やがて大きく頷いた。


「うむ、間違いないようじゃな」


「仕事紹介料よこせ」


「またか!?…ったく、ほれ」


エルヴァの手に500Jを手渡すジェルト。エルヴァはそれを満足気に受け取り、ポケットに突っ込む。


「はぁ…相変わらず抜け目がないのぉ………。では急いで仕上げるとするかの」


そして後ろを振り向き、未だに本から顔を上げようとしない黒髪に深緑の瞳の青年に呼びかけた。


「おいカル!!仕事じゃ、さっさと動かんか!!」


カルと呼ばれた青年はその呼びかけに一ミリも反応した様子を見せない。相変わらず本に視線を走らせ、ページをめくるといった様子だ。


ジェルトは思いっきり顔を顰め、先ほどよりも大声で話しかけた。


「おいカル!!仕事じゃと言うとるじゃろーが!!返事をせんか!!」


「……うるさいですー、そんなに大声出さなくても聞こえてますんでー、もう少し音量下げてもらえませんかねー師匠ー」


妙に間延びした特徴のある話し方をする青年、カル。


顔を上げた容姿端麗な彼の表情は無表情そのもの。眼鏡の奥の翡翠のような美しい深緑の瞳は鋭く光っている。


彼こそジェルトの一番弟子、カルディアル・グレイスだ。通称はカルである。


鍛冶をするより読書が好きという、変わり者のドワーフである。


鍛冶を得意とするドワーフ達の中でも飛びぬけて鍛冶や装飾品を作ることに長けており、人間であるジェルトに弟子入りしたという珍しい事例のドワーフなのだ。


鍛治においてはジェルトの方が長けているが、装飾品作りにおいて彼の右にでる者はいない。


そのため、今回の依頼はカルの仕事となっていたのだが、相変わらずやる気を見せない弟子の反抗的な態度に、ジェルトはさらに顔を顰めた。


「ならばとっとと動かんか!!反抗的な態度ばっかりしよって!!」


「うるさいですー耄碌白ヒゲジジィー」


「なんじゃと!?」


「僕は忙しいんですー、ったく、それぐらい自分でやりやがれー」


あくまで反抗的な態度をとりながらも、本に栞を挟んでから閉じ、立ち上がったところを見ると、どうやらやる気はあるようだった。


エルヴァは肩をすくめ、カルに話しかけた。


「…久々に会ったが、相変わらず毒舌だな、お前」


「久しぶりですねー…そういうエルヴァも相変わらずの守銭奴ヤローですねー、ある意味尊敬しますー」


「……それ、褒めてるのか?貶してるのか?」


「世間一般ではこれを貶してると言いますねー」


「そうなのか」


カルの毒舌にも怯む様子を見せず、むしろ納得したような声色のエルヴァ。


浮世離れしているせいなのだろうが、会話が少し妙なのは気のせいではないだろう。


「じゃあ面倒くさいし、さっそく仕事に――」


突如、カルの言葉を遮るように、バタンッ!!とドアを開く音が大きく響きわたった。


慌てた様子で入ってきた栗色の髪と瞳をしたまだ幼く見える少年は、驚いているジェルト達には目もくれず、店の中を見回す。


そして椅子に座った体勢で寝ている藍色の髪の青年を見つけた瞬間、


「あぁーーーーーーーー!!!」


と大声を上げた。

その声の大きさにカルが思いっきり顔を顰めた。


「ちょっ……うるさいんですけどー…今すぐその口塞ぎやがれー」


「…静かにしろ、グレム」


「うわぁっ!?カ、カルさん、エルヴァさん!?す、すみません、以後気をつけます……!!」


「っていうかその台詞何回目だと思ってるんですかー、いいかげんに学習しやがれー」


「真顔で言うな、真顔で」


「いっつも無愛想で能面みたいに表情動かさないエルヴァに言われたくないですー」


実際はどちらも相手のことを言えないような態度なのだが、残念ながらツッコむ者はいなかった。


エルヴァはカルとの会話を止めると、グレムに話しかけた。


「……で?またグラスの引き取りにきたのか」


ちらりと椅子に座ったまま眠り込んでいる藍色の髪の青年――グラスを見やるエルヴァ。


このグラスという青年は雑貨屋を営んでいるのだが、しょっちゅう眠っている。ある意味一日の半分は寝ているといっても過言ではないのだ。そのうえ店番をグレムに任せ、こうやって鍛冶屋や食堂などにやってきては喋り込んだり寝たりしている不思議な男である。


毎回グレムがグラスを探しに来るのは、この街の者にとってはもはや習慣のようなものになっているのだ。


「そ、そうなんです!!また店を抜け出したもので……!」


「…そうか。毎度毎度懲りないな」


グレムは慌ててグラスの傍に駆け寄ると、ぐっすりと眠りこんでいるグラスを起こしにかかる。


「起きてください、グラスさん!!お店放っといて何やってんですか!!」


グレムの必死の呼びかけにもグラスは「んー……」と短く声を発したのみで起きる様子は全くない。


そんな様子に呆れたらしく、エルヴァは溜め息をつくと、拳を固めて眠りこけているグラスの頭を殴った。


「ギャフゥッ!?」


妙な悲鳴を上げて椅子から転げ落ちるグラス。それを見るエルヴァの目はいつもと変わらず無機質なものであり、呆れたように見ているカルの視線はとても痛々しいものである。


「イタタタ…脳細胞死んじゃうっテ……!!」


「あんたの脳細胞なんて無いに等しいと思いますがー」


「なんか酷ぇナ……。イテテ…!!…ンー、何があったんダ……?」


若干語尾に不思議なイントネーションのある話し方をするグラスは、頭を押さえながら涙目で立ち上がる。


そしてそのエメラルド色に光る瞳が無表情のまま此方を見ているエルヴァを捉えた時、彼は顔を綻ばせた。


「おーエルヴァじゃないカ。懐かしいナ、こっちに帰ってきてるとは聞いたケド、まさかこんなタイミングで会うとはナー」


「…またサボってるのか」


「ハハハッ、サボってるっていうカ、休憩中だナ。グレムが来るまでナ」


「もうそこにいるが」


「………あ」


後ろを振り向き、怒っているらしく思いっきりグラスを睨むグレム。が、そんなことで怯むグラスではない。


「おーグレムじゃないカ、今日は早かったんだナ?」


「じゃなくて!!いいかげんにしてください、グラスさん!なんで店主がすぐフラッとどっか行っちゃうんですか!!僕はまだ見習いなんですよ!?なんでもかんでも任されたって困るんです!」


「でもちゃんと任せた分はこなしてるじゃないカ。それにお前にはまだ早い仕事はオレが起きてる時にこなしてるサ!」


「一日の半日以上を寝て過ごしてる人に言われたくないですねー」


「カル、お前どっちの味方なんダ?」


「どっちも鬱陶しいので早く帰ってほしいですねー」


「ハハハッ、親友なのに酷いナー」


ケラケラと笑うグラス。無機質な表情で毒舌をふるうカル。それを面倒くさそうに見つめるエルヴァ。


この三人は性格こそ違えど、この街では言わずと知れた親友同士なのである。


「とにかくグラスさん!帰りますよ!!」


「えー…マジでカー……」


面倒くさそうに脱力してみせるグラスの首根っこを掴んでズルズルと引きずっていくグレム。小柄で細身なのに、大人一人を運ぶほど力があるのだから驚きである。


その時だった。


ガチャリとドアが開き、誰かが飛び込んできた。その人物は、ちょうどドアを開こうとしていたグレムにぶつかった。


「ぎゃあ!?」


「ふえっ!?」


グレムとぶつかったミントグリーンの長髪をした少女は、ぶつかった勢いでしりもちをつく。


その少女に視線を移したエルヴァは、首を傾げた。


「…ルーナ?何してんだ?」


「あ、エルヴァ!」


エルヴァを見つけ、嬉しそうににっこりと笑顔を見せて立ち上がるルーナ。対してエルヴァはさして表情を動かさなかった。


グレムはハッと我に返ると、慌てて謝り始めた。


「わぁぁぁ!?ル、ルーナさん!?す、すみませんすみません!!僕まさかドアが開くとは思ってなくてつい!!」


「グレムは相変わらず早口だナ」


「今グラスが反応したところがおかしいと思ったのは僕だけじゃない筈ですー」


土下座せんばかりの勢いで謝るグレムを見て呟いたグラスの言葉にカルが呆れたような表情でツッコむ。


「いえ!こちらこそごめんなさい!」


ルーナは謝罪の言葉と共に頭をぺこりと下げる。そしてぶつかった二人がよく訪れる雑貨屋を営むグレムとグラスだということに気づき、「あ!」と声を上げた。


「グレムさんこそ、怪我はなかったですか?あ、グラスさんも!」


「いえ、僕は無駄に頑丈なんで」


「オレも平気だかラ、心配しなくても大丈夫だゾ」


ルーナは安堵のため息をつくと、怪訝そうなエルヴァの方へと向き直った。


「あのね!ロイさんが『事は順調かどうか聞いてきてくれ』って言ってた!」


「あのおっさん相当のアホだろ……」


何故よりによってルーナに伝言役を頼むのだ。エルヴァは頭を抱えたくなった。


エルヴァにとってはどうでもいい今回の仕事だが、受けた依頼はしっかりこなすのがエルヴァの持論だ。


だが、依頼主がここまで余計なことをしでかすとは思っていなかった。


カルも呆れたような表情(表情筋はこれっぽっちも動いていないが)をしながら口を開く。


「アホだけじゃなく、天文学的バカだと思いますー」


「いやー相変わらず面白い人だよナ!!」


「どこをどう見たらそうなる」


「無駄ですー、コレも天文学的バカなんでー手のつけようがありませんからー」


「あれ、今オレさりげなく『コレ』って言われたよナ?ついでに今貶されたよナ?」


「さりげなく、じゃなくてはっきり言いましたー。事実ですからー」


「なんかひでぇゾ!?」


グラスとカルの言い合いをぽかんとした表情で見ているルーナに、エルヴァは「あぁ」と言葉を発した。


「あれはいつものことだから気にしなくていい」


「そうなの?大丈夫なの?」


「…まぁ、いつものことだしな。それにあいつらのことはちゃんとわかってる」


「エルヴァが?」


首をこてん、と傾げるルーナ。


目の前の、表情一つ変えずに毒舌をふるう青年と、貶されているのにケラケラと笑っている青年。あまりエルヴァが関わりそうなタイプには見えなかったのだが、そうではないようだ。


「あいつら、俺の親友だ。だから大丈夫だ」


「えっ!?エルヴァって友達いたの!?」


「なんだ、その俺がぼっちみたいな言い方」


顔を顰めるエルヴァ。


「ご、ごめん。なんかエルヴァってなんか…友達いなさそうなイメージが……」


「…だから、お前の俺に対するイメージってほんとなんなんだ……」


溜め息をつくエルヴァ。しかし、あながち間違いでもなかったりすることは本人も承知していた。


偏屈で守銭奴、近寄りがたい雰囲気に鋭い目つき。


そのせいか、あまり仲良くする者もいないし、仲良くしようとする者も少ない。


顔は整っているが、目つきの悪さや、本人がまず人に近寄ろうとしないことも合わせ、関わる者自体が少ない。


エルヴァに関わる者は相当の物好きか変人であることが多い。カルやグラスはその中でもエルヴァと特に仲が良い二人である。


「…ちょっと、エルヴァー」


「…ん?どうかしたのか?」


カルはエルヴァを呼び、ルーナを指差して尋ねる。


「こいつ誰ですかー。エルフなんてこの街にいましたっけー」


「なんだ、知らないのか。この街に留学に来てるらしい。……来たのは、一週間前だけどな」


「一週間前から僕は店にこもってましたしーこの街の住人で店に来るのは基本グラスくらいですのでー全く知りませんでしたー。興味もありませんしねー」


「相変わらずだな」


肩をすくめるエルヴァ。


カルもエルヴァと同じくどこか世間離れしている節があるのだ。もっともその知識量は膨大であるし、エルヴァのように常識知らずな節があるわけでもないのだが。


「まぁいい。……とりあえずルーナ、挨拶してないんだろ。しとけ」


「あ、うん!えっと、ルーナ・イザーヴェルです!よろしくお願いします」


「おぉ、よろしくナー」


「グラスさんは顔見知りなんだから言わなくていいんです」


「あリャ?」


へにゃりと笑ったグラスにグレムがツッコミを入れ、グラスは妙な声を発して首を傾げた。


ルーナはエルヴァとカル、グラスの三人を見て、この三人は浮世離れしたところが何気に似ているな、と心の片隅で思った。


「カル。次、お前」


エルヴァはグラスとグレムのやり取りをスルーして、カルに自己紹介をするように促す。


カルはいかにも面倒くさいと言わんばかりの表情を隠しもせずに表し、頭を掻く。


眼鏡を指で押し上げると、これまた面倒くさそうに口を開いた。


「はぁー………カルディアル・グレイスですー。「カル」でいいのでーあんまりよろしくしないでくださいねー」


「え、っと…あれ?」


「こういう奴だ、気にするな」


「なんか心外な言い方ですー」


カルの言葉に一瞬戸惑い、首を傾げるルーナに、エルヴァは短く補足をつける。カルは顔を微妙に顰めていたが。


「ワシはジェルト・コノディアじゃ。このカルの師匠じゃ……一応、な。よろしく頼むぞ」


「よろしくお願いします」


破顔したジェルトに、ルーナもにっこりと笑顔を見せる。


その時、かなり不機嫌な声が聞こえた。


その声を発したのはカルだった。珍しく表情が思いっきり顰められている。


「さて、もういいですかー?僕、気持ちが変わらないうちにさっさと仕事を終わらせたいんですけどー」


「お仕事?」


ルーナは首を傾げた。どんな仕事をしているのか気になったのだ。


「カルの仕事は主に装飾品作りだ。鍛治においてはまだジェルトには劣っているが、装飾品作りにおいてこいつの右に出る者はいないからな」


「へぇ〜!!」


「ただ、こいつは読書が好きすぎて滅多に物を作らない変わり者だ」


「へ、へぇ〜……」


最初は瞳をキラキラと輝かせていたが、次の説明を受けた時は苦笑いを隠せなかった。


「あんまり人のことジロジロ見ないでもらえますかー」


「ふぇっ!?あ、ご、ごめんなさい!」


謝るルーナを尻目に、カルはカウンターより離れた場所にある作業場の椅子に座り、何やら細々とした細工を始めた。


それを見たグラスは「さてト」と呟き、大きく伸びをした。


「カルの仕事を邪魔しない方がいいだろうシ、オレ達は帰るとしようゼ」


「うわっ!ちょっとグラスさん、引っ張らないでくださいよ!!」


グラスはそう言うとグレムの腕を引っ張って外へと出ていった。


「……俺達も出るぞ。時間がかかるだろうし、俺はグラスの店に寄ってく。お前はおっさんに「順調だからあんたもさっさと仕事しろ」と伝えといてくれ。終わったらグラスの店に来い」


「うん!わかった!!」


エルヴァの支持に笑顔でこくりと頷くルーナ。

ジェルトは店を出て行こうとする二人に声をかけた。


「また何か用があったら来るといい」


「ありがとう、ジェルトさん!」


「………じゃあな」


ルーナはぺこりと頭を下げて礼を述べ、エルヴァは振り向かずに片手を上げて応答すると、ドアを開いて出ていった。

今回のまとめ


・カルは毒舌、グラスは妙な天然

・カルとグラスはエルヴァの親友

・装飾品作りにおいてカルの右に出る者はいない

・変人の友達は変人←


更新が非常に遅れて申し訳ありません。


別のサイトにて小説を進めていました。

一度はこの話を書いていたのですが、パソコンの強制シャットダウンにて保存できなかった内容が全て消え、なんとなく更新する気が失せてしまっていました(待て


途中からジェルトさん空気ですね(おい

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