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28.クリームソーダ

「ね~冨野くん、喉乾いた〜」

「冷蔵庫にジュースあるけど飲む?」

「何味~?」


「アップルとクリームソーダがある」

「……アップル飲みた~い」

「うんそれじゃあ……」

「うん?」


「えっと、じゃあ膝の上から一旦どいてくれないと」

「やだ」

「……」

「やだ」


「じゃあ台所行って自分で取ってきてよ」

「コップの場所わかんな~い」

「じゃあどいてくれないと取ってこれないよ」

「やー」


「どしたの、今日やけに猫じゃん」

「別にそんなことないにゃ」

「なんなのこのプレイ?てか今のもう1回やって、めっちゃかわいいかったから動画撮りたいな」


「は? それよりクリームソーダてなんだよ」

「うわ、人に戻った。てかずっとそれ気にしながら猫やってたのウケる」

「うっせえわ、でなんなのよクリームソーダって」


「えっと、なんか興味湧いて安い自販機で買ってしまった」

「いくらくらい?」

「70円600mlで」

「それはやっすいね」


「しかも」

「しかも?」

「炭酸じゃないんだよね」


「ぷっ、なにそれ。それで飲めないし、かといって捨てれんくて持って帰ってきたんだ?」

「そうだよ、文句あるか」


「なにがダメだったの?」

「異様に甘かった」


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